ここ数年で日本にも定着したイベント「ハロウィン」。家族や仲間と集まって、仮装をしてハロウィンパーティーを楽しむ人も増えてきました。パーティーといえば気になるものの1つに料理がありますが、せっかくなら見栄えや演出にもこだわりたいですよね。
そこで今回は、ハロウィンパーティーにおすすめの、簡単でおいしいレシピをご紹介します。インスタ映え必至のメニューですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本ページはプロモーションが含まれています。
[1]ハロウィンとは?
ハロウィンはヨーロッパ発祥のお祭りであり、元々は古代アイルランドに住むケルト人による秋の収穫祭の際、亡くなった先祖を偲ぶために行われていた習わしが起源といわれています。
この時期は、日本でいうお盆のように先祖の霊が蘇ると信じられていましたが、その際、先祖の霊だけでなく悪い霊も一緒についてきてしまい、農作物に悪影響を与えたり、子どもをさらったりなど、悪いことが起こるとされました。そこで、その悪い霊を追い払うという意味を込めて、仮面をかぶったり、仮装をしたりするようになったようです。
現代では、特にアメリカで定番の行事として定着し、カボチャをくり抜いてジャック・オ・ランタンを作ったり、仮装して街を練り歩いたり、家族や友達を集まりパーティーをするなどの過ごし方が定番となり、宗教的な意味合いはほとんどなくなっています。
[2]ハロウィンの定番料理ってどんなもの? メニューを考える際のポイントとは
◇日本やアメリカのハロウィンの定番料理とは
アメリカや日本で行われているハロウィンで思い浮かべるものといえば、ジャック・オ・ランタンに使用される「かぼちゃ」があげられるのではないでしょうか?
かぼちゃを使った料理には、かぼちゃのスープやサラダ、コロッケ、パイ、プリン、ケーキと、たくさんのメニューがありますが、アメリカでは、クモのモチーフやお墓型のクッキーを乗せるなどしてハロウィンらしさを演出すると共に、よりグロテスクな見た目になるよう、盛り付けに工夫することも多いようです。
◇ハロウィンパーティーのメニューを考える際のポイント
ハロウィンといっても国や地域によって作られる料理は違うため、絶対にこのメニューを作らなければならないという決まりはありません。では、ハロウィンらしさを演出するにあたり、抑えておきたいポイントには何があるのでしょうか?
▼かぼちゃを使用した料理を数品メニューに加える
「ハロウィン=かぼちゃ」というイメージが定番しているため、パーティー当日のメニューにカボチャ料理を加えることで、視覚的にもぐっとハロウィンらしさが増します。カボチャを使った料理だけでなく、カボチャの形をしたパンやスイーツなどをメニューに加えるのもおすすめです。
▼料理の色使いでハロウィンらしさを演出する
パーティーメニュー、そして、せっかくならばインスタ映えするメニューを考えるのであれば、料理の色使いはとても重要です。かぼちゃの色であるオレンジを上手に使うことができると良いですね。他にもクモの巣やおばけを連想させる黒や白、紫などの色を取り入れるのもおすすめです。
ハロウィンらしさを演出する上で、料理の見た目や色使いはとても大切です。ハロウィンを連想させる色を効果的に使用して、インパクトのある色使いのメニューを考えてみてくださいね。
▼料理やテーブルの飾り付けに工夫する
どんな料理にするのかはもちろんですが、ハロウィンパーティーでは、料理やテーブルの飾り付けも、そのイベントを演出するためにとても重要です。ハロウィン用の型抜きや飾り切りグッズを使用して野菜を切るなどするだけで、いつもの料理をぐっとハロウィンらしく演出することができますよ。
また、「テーブルに飾るお花をオレンジやボルドーの色合いでまとめる」「センターピースにかぼちゃを使用する」など、テーブルセッティングを工夫すると、見た目的にもよりハロウィンらしさを楽しめること間違いなしです。
[3]ハロウィン料理におすすめのグッズ紹介
◇ハロウィンパーティーを盛り上げる料理グッズ~調理編~
誰でも簡単に使用できて、ハロウィンらしさを演出するのにおすすめなのが「型抜き」です。ハロウィン近くになると、ジャック・オー・ランタンやかぼちゃ、おばけ、こうもり、クモの巣などの型が100円ショップや雑貨店などで気軽に手に入れられるようになります。
クッキーだけでなく、野菜やチーズなどを型で抜いてトッピングするだけでもハロウィンらしさがぐっと増すため、是非試してみてくださいね。
また、ごはんを形作る用のジャック・オー・ランタンやおばけの型などもあるため、お子さんのいる家庭ではそんな演出もおすすめです。ハロウィン柄の海苔なども売っていたりと、楽しい調理グッズがたくさん出てきますので、ハロウィン前には是非チェックしてみてくださいね。
◇ハロウィンパーティーを盛り上げる料理グッズ~テーブルセッティング・盛り付け編~
ハロウィンらしさを盛り上げるためには、テーブルコーディネートが欠かせない要素となります。取り皿やコップ、カトラリー、ピックなどを、ハロウィンを連想させる柄がプリントされたものにするだけで簡単にハロウィンらしさを演出することができるため、ぜひ試してみてください。
[4]インスタ映え間違いなしの簡単ハロウィン料理レシピ5選
◇【丸ごとかぼちゃスープ】
<材料>
- かぼちゃ 1個
- 塩 3つまみ
- 牛乳(もしくは豆乳でも可)1カップ
- 白みそ 大さじ1
- 塩 少々
- 黒胡椒 少々
<作り方>
- かぼちゃのヘタ側を切り取る。(切り取った部分はフタとして使用する。)
- スプーンで種を取り除く。
- 取り除いた部分に塩を3つまみ全体にふりかけて、10分ほど置く。
- 蒸し器で3を柔らかくなるまで蒸す。
- 4が柔らかくなったら、中身をくり抜く。器として使うので穴があかないように注意。
- 5をミキサー(もしくはフードプロセッサーやブレンダーでも可)に入れ、牛乳、白みそを加えて滑らかにする。
- 鍋に6を入れて弱火で温めながら塩と黒胡椒で味を整える。
- 5で作ったかぼちゃの器に7を注ぎ、お皿に盛り付けたら出来上がり。
◇【かぼちゃのコロッケ】
<材料>
- かぼちゃ 200g
- ひよこ豆(水煮でも可) 30g
- マヨネーズ 大さじ2
- 塩 少々
- 黒胡椒 少々
- 米粉(もしくは小麦粉可)適量
- 卵 1/2個
- パン粉 適量
- ココナッツオイル(もしくはオリーブオイル)
<作り方>
- かぼちゃは洗って種を取り除き、1口大にカットしたら、ストウブなどの保温性の高い鍋に入れ、塩と50ccの水を加えてフタをする(焦げ付きそうな場合は適宜水を補う)。中火にかけて沸騰したら弱火にして約12分火にかける。火を止めて約5分蒸す。
- 1のかぼちゃをマッシュする。
- ひよこ豆を一晩水に漬け、ゆでて粗熱が取れたら(水煮であれば水気をきって)、2とマヨネーズと混ぜ合わせて、塩と黒胡椒で味を整える。
- 3を食べやすい小判型に成形する。
- 4を米粉→溶き卵→パン粉の順に衣をつける。
- フライパンにココナッツオイルを入れて、両面に焼き色がつくように揚げ焼きする。
- お皿に盛り付け、ハロウィン用のピックを挿したら出来上がり。
◇【ジャック・オー・ランタンやおばけのチキンライス】
<材料>
- 鶏のこま切れ(なければ、もも肉をダイスにカット) 100g
- 玉ねぎ 1個
- 人参 1本
- オリーブオイル 大さじ1
- トマトケチャップ 大さじ4
- ごはん 200g
- 塩 少々
- 胡椒 少々
- のり お好みで
- スライスチーズ お好みで
<作り方>
- 人参は洗い、玉ねぎは皮をむいて、みじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを熱して、鶏のこま切れと1を入れて炒める。
- 鶏肉に火が通ったら、ごはんを加えて、具が均等にいきわたるように切りながら混ぜる。
- トマトケチャップを加えて、均等に赤色がつくように混ぜ合わせる。
- 塩と胡椒を加えて、味をととのえる。
- 出来上がったチキンライスを、かぼちゃやおばけの形に型どる。
- のりやスライスチーズを目や口の形に型で抜き、6にデコレーションしたら出来上がり。
◇【紫キャベツと人参のラぺ】
<材料>
- 紫キャベツ 1/4個
- 人参 1本
- オリーブオイル 大さじ3
- 酢 大さじ3
- 甘麹(もしくは、甘酒やはちみつなど)大さじ2
- レーズン 20g
<作り方>
- 紫キャベツと人参は洗い、千切りにする。
- あらかじめ、オリーブオイルと酢、甘麹を良くかくはんする。
- 1と2がなじむようにしっかり混ぜ合わせる。
- 30分ほど冷蔵庫で寝かせたら、レーズンを加えて混ぜ合わせたらできあがり。
◇【かぼちゃ白玉】
<材料>
- かぼちゃ 100g
- 白玉粉 100g
- 木綿豆腐 50g
- 水 適量
- 粒あん お好みで
- 生クリーム お好みで
<作り方>
- かぼちゃは洗って種を取り除き、1口大にカットしたら、ストウブなどの保温性の高い鍋に入れ、塩と50ccの水を加えてフタをする(焦げ付きそうな場合は適宜水を補う)。中火にかけて沸騰したら弱火にして約12分火にかける。火を止めて約5分蒸す。
- 1のかぼちゃをマッシュする。
- 2と白玉粉、木綿豆腐を混ぜ合わせる。耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねる。固い場合には水を適量加えてこねる。
- 3を約2cmの球状に丸めて、真ん中をつぶしておく。
- 沸騰したお湯の中に4を投入し、浮き上がってきたら約3分茹でる。お湯から取り上げて、水にさらして冷ます。
- 水気を切って容器に5と粒あん、生クリームをホイップしたものをトッピングする。他にもハロウィン仕様のクッキーなどをお好みでトッピングしたら出来上がり。
[5]簡単でかわいいハロウィン料理でハロウィンパーティーを楽しもう
パーティー料理と聞くと手の凝った料理をしなくてはいけないと思いがちですが、実はそうではありません。ご紹介したハロウィンパーティーを盛り上げる料理グッズを上手に活用して、今年のハロウィンはインスタ映えする楽しいハロウィンを過ごしてみてくださいね。