トマトはダイエットに向いているって本当? 正しい方法と効果をおすすめトマトレシピと共にご紹介

トマトダイエット

ヨーロッパには昔から「トマトが赤くなると医者が青くなる」という言い伝えがあるほど、トマトは栄養価の高い野菜です。そんな栄養価の高いトマトを使用して、有名人がダイエットを成功させたということもあり、最近トマトの栄養価やダイエット効果に注目が集まっています。そこで今回は今話題のトマトダイエットの正しい方法について説明します。

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目次

[1]トマトダイエットとは

トマトダイエットはその名の通り、トマトを食べて行うダイエットです。トマトダイエットと聞くと食事をトマトだけに置き換える方法を想像する人が多いかもしれませんが、トマトダイエットは置き換えダイエットではなく、「食前にトマトを食べる」ダイエット方法です。

置き換えダイエットは食事を全て特定の食材に置き換えるので、普通の食事に戻した途端にリバウンドしてしまうことが多いですが、トマトダイエットはその類ではないので、リバウンドしにくいダイエット方法でもあります。

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[2]トマトダイエットの五大効果

トマトはとても栄養価が高い緑黄色野菜の1つですが、どのようなダイエット効果があるのか詳しく説明していきます。

◇代謝をアップさせる

トマトの赤い色素の成分であるリコピンには血流を良くしてくれる働きがあります。血流が良くなると、血流に乗って酸素が体全体に運ばれるため代謝が上がります。代謝が上がると不要なものが体内に蓄積されるのを防ぐことができ、太りにくい体になります。

◇脂肪を燃焼させる

リコピンの効果により血流が良くなり、代謝がアップして体内にある糖質や脂質がエネルギーに変換されやすくなると、脂肪が燃焼され脂肪が蓄積しにくい体になります。

また、リコピンには脂肪を蓄積させる細胞である脂肪細胞が肥大するのを抑える働きがあるため、トマトを食べることで太りにくい体質になると言われています。

◇低カロリーで満腹効果

トマトは1個当たり約30キロカロリーと、とても低カロリーな野菜のため、3個食べても100キロカロリーほどしかありません。また、1個の大きさが約150gほどとボリュームがあるため食べごたえがあり、食事の前に食べることで満腹中枢を刺激し、食べ過ぎ防止にもなる優秀な野菜です。

◇便秘解消

トマトにはペクチンと呼ばれる水溶性食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は、体にとって不要なものをネバネバで包み込んで体の外に排出してくれる働きがあるため、便秘解消にも効果的です。

また、ネバネバに包み込まれたものは腸内をゆっくりと移動するので、満腹感も持続されやすく食べ過ぎを抑えることができます。

また、トマトは水分が多い野菜なので、トマトを食べることで水分補給にもなり、水分不足で便が固くなるのを防ぎ、便秘解消にも効果が期待できるのです。

◇美肌効果

トマトに豊富に含まれているリコピンやビタミンEは抗酸化作用が強い成分です。私たちの体は細胞が活性酸素に攻撃されることで酸化し、老化していきます。トマトに含まれるリコピンやビタミンEは、この活性酸素を抑えるのにとても有効です。

また、トマトに含まれているビタミンCには老化の原因である活性酸素を抑える働きだけでなく、美肌に良いとされるコラーゲンの生成をサポートする働きがあります。

トマトには、皮膚のシミやしわを防ぎ、傷ややけどの治りを早めてくれるなどの働きがあるためため、トマトをたくさん食べるトマトダイエットには美肌効果も期待できるのです。

トマトダイエット やり方

[3]トマトダイエットの正しい方法とは

トマトを食べるダイエットと言っても、ただトマトを食べれば良いというわけではありません。では、実際にトマトダイエットはどのように行えばよいのかについて、詳しく説明していきます。

◇トマトをいつ食べるのがおすすめ?

おすすめは「夜」、夕食前に食べることです。トマトには成長ホルモンの働きを活性化させるビタミンやミネラルが豊富に含まれています。この成長ホルモンの分泌は22時~2時が一番高いと言われているため、その時間帯に最も近い夕食のタイミングでトマトを食べることで、代謝のアップを期待することができます。

また、食前に食べることで食べ過ぎ防止の効果もあるのでおすすめです。

そして、せっかくの成長ホルモンの分泌を妨げないためにも22時~2時には布団に入って眠りにつくことを心掛けましょう。

◇どのくらいの量を食べるの?

夕食の前にトマトを2個食べましょう。トマトは2個食べると300gの重さがあるにも関わらず、カロリーは約60キロカロリーほどしかないため、低カロリーな上に満腹感を得やすく、食事量を我慢することなく減らすことが可能になります。

このトマト2個というのは、リコピンの1日の理想摂取量である約15mgが摂取できる量になります。

◇トマトの選び方とは

トマトは真っ赤に熟しているものの方が栄養が豊富に含まれており、リコピンの含有量が高いと言われています。また、おいしいトマトの特徴としては、おしりの部分に放射線状に白や黄色っぽい線が入っているものだと言われています。

また、トマトは農薬の使用回数が多いことでも有名な野菜のため、できる限り自然栽培や無農薬で栽培されたものを食べることをおすすめします。さらに、ヘタが黄色く変色していたりしおれていたりするトマトは、新鮮ではない上に栄養価も落ちている可能性が高いため、できれば避けるようにましょう。

◇トマトの食べ方とは? 生と加熱どちらがおすすめ?

基本的にトマトダイエットでは、トマトは生で食べても加熱して食べてもどちらでも大丈夫です。トマトを食べる際のポイントは3つあります。

①丸ごと食べる
トマトに含まれるうれしい成分リコピンは、実よりも皮に豊富に含まれています。そのため、生でも加熱する際にも皮をむかずに丸ごと食べることをおすすめします。

②加熱して食べる
トマトは加熱することでリコピンの吸収が2~3倍アップするとも言われているため、煮込み料理にして丸ごと食べるのも良いでしょう。また、調理する場合には、リコピンはオイルに溶けやすいという特徴があるため、オイルと一緒に料理するのもおすすめです。

③トマト缶やトマトジュースも利用OK
生のトマトが手に入らない時や調理する時間がないという場合には、トマト缶やトマトジュースを上手に活用するのも良いでしょう。その際には、どちらの場合もトマト100%で作られたものを選ぶことをおすすめします。また、トマトジュースの場合には無塩のものを選ぶようにしましょう。

[4]トマトダイエットで注意すべきこととは?

トマトダイエットを行う際には、成功させるためにいくつか注意していただきたいことがあります。

◇置き換えダイエットで行わない

〇〇ダイエットと聞くと、1日1食を〇〇に置き換えるダイエット法をイメージする人が多いですが、トマトでそれを行うのはやめてください。トマトは栄養価が高い野菜ではありますが、カロリーが低く、1食の食事がトマトだけになってしまうと栄養のバランスが偏ってしまい、健康を害してしまう恐れがあるので注意が必要です。

◇食べ過ぎないようにする

トマトは水分が多い夏野菜なので、体を冷やす作用があります。そのため、夏の暑い時に食べるのには適していますが、冬の寒い時期に食べるのはあまりおすすめできません。また、冷え性の方が過剰に食べてしまうとさらに体温を下げ、代謝が落ちてしまう危険性もあるので注意が必要です。

◇よく噛んで食べる

トマトダイエットは食前にトマトを食べることで満腹感を得て、通常の食事量を減らすことが期待できます。満腹中枢をしっかりと刺激するためにも、意識してゆっくり良く噛むことを心がけて食べましょう。

トマトを調理する時には噛む回数を意識的に増やすために、敢えてあまり細かくカットしないことをおすすめします。

トマトダイエット 効果

[5]トマトダイエットを成功させるためのおすすめトマトレシピ

【トマトとアボカドのさっぱりサラダ】

<材料>

  • トマト 1個
  • アボカド 1個
  • レモン汁 小さじ1
  • マスタード 小さじ1
  • 醤油    小さじ1/2

<作り方>

  1. トマトを洗ってヘタを取り除いたら、一口大にざく切りする。
  2. アボカドは包丁で種を中心に縦に一周切り目を入れて、両手で左右にずらして分ける。包丁の刃のつけ根を種に刺して、ねじるようにして種を取り除き、皮を外して、食べやすい大きさにカットして、レモン汁をまぶしておく。
  3. ボウルにマスタードと醤油をよく混ぜ合わせておく。
  4. 1に2を加え、3を全体に絡ませたら出来上がり。

【簡単野菜たっぷりトマト煮込み】

<材料>

  • えのき 1パック
  • しめじ 2パック
  • 玉ねぎ 2個
  • 人参 2本
  • トマト缶 1個
  • 塩  適量
  • 黒胡椒 少々

<作り方>

  1. えのきは石づきを落して、3等分くらいにする。しめじは石づきを落して、ほぐしておく。玉ねぎは皮をむいて回し切りしておく。人参は洗って、千切りしておく。
  2. 鍋底に塩を小さじ約1/2くらい全体に広げてふりかける。
  3. えのき→しめじ→玉ねぎ→人参の順番に重ねていく。
  4. 野菜の上から全体にまんべんなく塩小さじ約1をふりかける。
  5. フタをして、約30~40分弱火にかける。
  6. 火を止めて、ブレンダーやフードプロセッサーにかけてペースト状にする。
  7. トマト缶(ホールの場合は、6で一緒にペースト状にするか、包丁で細かくカットする)を加えて、弱火で煮込む。
  8. 塩と黒胡椒で味を整えたらできあがり。

そのまま食べてもおいしいですし、冷やして冷製スープにするのもおすすめです。パスタソースとしても利用が可能です。これだけで物足りない場合は、7で鶏肉を入れて煮込んだり、にんにくとミンチ肉、トマト缶をオリーブオイルで炒めておいて7で混ぜ合わせ、ミートソースにするのもおすすめです。いろいろアレンジがきくレシピです。

【夏野菜のさっぱりマリネ】

<材料>

  • ミニトマト 10個
  • ナス 1本
  • 緑ズッキーニ 1/2本
  • 黄ズッキーニ 1/2本
  • 赤パプリカ 1個
  • 黄パプリカ 1個
  • オリーブオイル 大さじ1
  • りんご酢(なければ酢で可)大さじ2
  • 甘麹(なければ甘酒やはちみつ、きび糖で可)大さじ2
  • 塩 少々

<作り方>

  1. ミニトマトは洗い、ヘタを取り、半分にカットする。ナスは洗い、ヘタを落として一口大に乱切りする。ズッキーニは洗って、約1cm幅にスライスする。パプリカは洗って、ヘタを落とし種とわたを取り除いて、太めの短冊切りにする。
  2. フライパンにオリーブオイルをひいて、温まったら1の野菜を全て入れて炒める。ナスに火が通りしんなりしてきたら、火を止める。
  3. あらかじめ、りんご酢と甘麹、塩を混ぜ合わせておく。
  4. 3に2を加え、全体に絡めるように混ぜ合わせる。

そのまま食べてもおいしいですが、冷やして食べてもおいしいです。

【トマトとレタスの和風スープ】

<材料>

  • ミニトマト 10個
  • レタス 3枚
  • しめじ 1/2パック
  • 豆腐  1/2丁
  • 昆布だし 1.5カップ
  • 淡口醤油 小さじ1
  • 塩 少々

<作り方>

  1. ミニトマトは洗い、ヘタを取り、半分にカットする。レタスは洗って、食べやすい大きさに手でちぎる。しめじは石づきを落して、ほぐしておく。豆腐はサイコロ状にカットする。
  2. 昆布だしを作る。水に昆布を一晩漬け込んでおくか、時間のないときは、火にかける約30分前に水に昆布を漬けておく。火にかけて、沸騰直前に昆布を取り出す。
  3. 昆布だしに、1のレタス以外を全部入れ、淡口醤油を入れてひと煮立ちさせる。
  4. 火を止めて、レタスを加え、塩で味を整えたら出来上がり。

[6]トマトを上手に活用して、リバウンド知らずのダイエットをしよう!

トマトは誰でも手に入れやすく、トマトダイエットは「食前にトマトを2個食べるだけ」という簡単な方法なので我慢知らずで、リバウンドしづらく、誰でも気軽に挑戦できるダイエット方法です。簡単にきれいに痩せるためにも、正しい方法で挑戦して健康的な体を手に入れましょう。

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