ル・クルーゼ100周年記念イベントレポート in 六本木

今年、創業100周年という大きな節目を迎えたキッチンウェアブランド「ル・クルーゼ」。そのアニバーサリーイヤーを祝うスペシャルイベントが、2025年6月3日(火)・4日(水)の2日間にわたり、東京・六本木の複合施設「Common」にて開催されました。

会場に足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは、100周年限定カラー「フラムドレ」。ル・クルーゼの象徴でもあるオレンジ「フレイム」に、上品なゴールドをまとわせた特別な色味が、訪れたゲストを優しく迎えてくれます。


さらに奥へ進むと、ル・クルーゼの100年の歩みを一望できるヒストリーパネルや、アーカイブ製品の数々がずらり。熟練の職人技が息づく製造工程の展示や、豊富なカラーバリエーションを象徴するカラータイルパネルなど、ブランドの世界観を“見て・触れて・感じる”ことができる空間となっていました。
そして今回のハイライトのひとつが、「100年遺したいル・クルーゼ料理」の提供。登場したのは、西麻布の人気店「AC HOUSE」の黒田敦喜シェフ。実は、彼のル・クルーゼとの出会いは海外のシェアハウスだったそう。


「大きな台所にル・クルーゼの鍋がいくつもあって、週末になるとルームメイトに頼まれてよく料理していました」と笑顔で語る黒田シェフ。当時から使い続けているというその使い勝手の良さや機能性は、プロの現場でも十分に通用するほど。「焦げ付きにくくて、煮込みはもちろん、日々の料理が本当にしやすいんです」と太鼓判を押します。
また、会場内では、10組の料理家やシェフとル・クルーゼがコラボしたスペシャルムービーも上映され、“日本の美味しい”を支える料理人たちが語るリアルな声も印象的でした。
記念すべき100年を祝うだけでなく、“これからの100年”を見据える──そんな想いが詰まった、まさに五感で楽しむ2日間でした。キッチンに立つすべての人のそばに、これからもル・クルーゼがある。そんな未来を、静かに、でも力強く感じさせてくれるイベントとなりました。
info.
ル・クルーゼ
https://www.lecreuset.co.jp/