きれいな海を見て「マリンスポーツをやりたい!」と思っても、いろんな種類があるため、何から始めたらよいのか悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、最新のマリンスポーツの種類とおすすめスポットについてご紹介します。
本ページはプロモーションが含まれています。
[1]マリンスポーツってどんなもの?
マリンスポーツは、英語で「marine sports」と表記される通り、海で行うスポーツの総称です。定番のスキューバダイビングやシュノーケリングから、最近流行りのSUPやフライボードなど、たくさんの種類があります。どれも爽快に海を満喫できるものばかりですが、いったいどれが自分に向いているのか一目見ただけでは分からないもの。今回は、マリンスポーツの種類ごとの特徴をご紹介していきたいと思いますので、ぜひ、夏の海遊びの参考にしてみてくださいね!
[2]最新のマリンスポーツの種類20選!
最新のマリンスポーツの種類を系統別に分けて紹介します
◇潜水系
▼シーウォーカー(ヘルメットダイビング)
シーウォーカー(ヘルメットダイビング)は、泳げなくても楽しめるマリンスポーツです。酸素が送り込まれる水中専用のヘルメットを装着して海の中を散歩するアクティビティで、ダイビングのように特別な準備や資格の必要がないため、アクティビティを実施している施設の規定をクリアしていれば、子どもでも行うことができます。
▼潜水スクーター(ボブ)
潜水スクーター(ボブ)とは、酸素が送り込まれるヘルメット付きのスクーターで海中を進むことができるマリンスポーツです。スクーターに乗るための免許は必要なく、操作も簡単なので4歳以上であれば保護者同伴で乗ることができるところが多いです。
また、スクーターと一体になったフルヘルメットを被るため、メガネやコンタクトをつけたまま潜水ができます。他の潜水系のアクティビティには参加できないという方にもおすすめのアクティビティです。
▼シュノーケリング(シュノーケル)
シュノーケリング(シュノーケル)は、呼吸ができる筒とマスクを顔に、フィンと呼ばれるヒレのようなものを足に装着し、泳ぎながら海中の魚などを観察することができるマリンスポーツです。魚が多いところであれば足が付く浅瀬でも楽しむことができるため、泳げなくても楽しむことができるのが特徴です。
▼スキューバーダイビング
スキューバーダイビングとは、水中で呼吸するための器具を使用して長時間海に潜るスポーツです。資格を取得して慣れてくれば、1時間以上も海中の世界を楽しめるスポーツです。資格がなくても体験ダイビングであれば初心者でも行うことができるため、体験前に講習を受けて、インストラクターと一緒に水中観察を楽しめます。
▼スヌーバ、アクア・コム
スヌーバとアクア・コムは、スキューバーダイビングのように水の中で酸素を吸いながら水中散策をできるアクティビティです。酸素ボンベを背負う必要が無い点は同じですが、酸素を送り込む装置の形状の違いにより「スヌーバ」と「アクア・コム」と呼び名が変わります。
スヌー場の場合は、水面に浮かべたボートに空気ボンベを積み込んで、ボンベとマスクをホースでつなぎ、酸素を送り込みます。アクア・コムの場合は、フルフェイスマスクになっていて、マスクの中は空気が満たされているため、陸上と同様に呼吸をすることができます。どちらも酸素ボンベの重い負担がないため、女性や子供、年配の人でも行うことができます。
アクア・コムのマスク内にはスピーカーが付いており、インストラクターの説明や注意点を聞きながら楽しむことができるのもメリットの1つです。
◇ボート系
▼シーカヤック
シーカヤックとは、カヌーの一種であるカヤックと呼ばれる船に乗って、前方に足を投げ出すような体勢で座り、ダブルブレードパドルを漕いで波の上を進むマリンスポーツです。
シーカヤックに乗ると、目線と水面が近いため海と一体になったような景色を楽しめ、更に波が穏やかであれば漕ぎながら魚が泳いでいる姿を見ることもできます。また、年齢や体力に関係なく楽しめるため、マリンスポーツ初心者でも体験しやすいアクティビティの1つです。
▼バナナボート、ビスケットチューブ
バナナボートは、ライフジャケットを着てバナナの形をしたゴムボートに乗り、ジェットスキーなどで牽引して水上を進むマリンスポーツです。また、ビスケットチューブは、バナナボートと同じ原理で楽しむアクティビティですが、ボートの形がバナナ型でははなくドーナツ型やソファー型など、さまざまな形があるのが特徴です。
ゆっくり走ると海上を散歩しているような気分を体験することができ、先導するジェットスキーがスピードを上げればジェットコースターのようなスリルと爽快感を味わうことも可能です。
▼サーフィン
マリンスポーツの王道と言っても過言ではないのがサーフィンです。サーフボードと呼ばれる板を使って波に乗って楽しむマリンスポーツで、板の上に寝そべった状態で波が来る方向に向かって漕ぎ、波が来た瞬間に立ち上がり波乗りを楽しむスポーツです。
初心者がサーフィンを始める場合、まずボードに立てるようになるまでに少し時間とコツが必要です。初心者体験を行っているサーフィンスクールも各地に多くあるため、早く上達したい場合はそのようなスクールを利用し、丁寧にポイントを教えてもらうのもおすすめです。
▼スタンドアップパドル(SUP)
スタンドアップパドル(SUP)は、普通のサーフィンで使うボードよりも大きく安定感のあるサーフボードの上に立ち、パドル(オール)を使って漕ぎながら海上散歩を楽しむアクティビティです。
SUPは、ボードの上でバランスを取りながら進むため、体幹やバランス感覚を鍛えることにつながり、楽しくシェイプアップしたい女性にもおすすめのマリンスポーツです。
▼カイトボード(カイトサーフィン)
カイトボード(カイトサーフィン)は、サーフボードに乗ってパラグライダーのような大きなカイト(凧)を空に上げ、カイトから得られる力を利用し、海の上を自由に走ったり飛んだりするマリンスポーツです。
カイトの操作を覚えれば、体力を必要とせずに、風の力を利用して自由に海と空を駆け抜けることができます。カイトボード(カイトサーフィン)に乗れるようになるためには正しい知識と練習が必要です。他のマリンスポーツのようにインストラクターの指導を受けてすぐに楽しめるようなスポーツではありませんが、時間をかけてトレーニングを行うことで上達していきます。経験豊富なインストラクターの指導をしっかりと受けることが、安全に効率よくカイトボードができるようになるコツです。
▼ヨット
ヨットとは、帆に風を受けて海の上を進むスポーツです。ヨットは初心者が乗りこなすことは難しいと思われている方が多いかもしれませんが、実はヨットの体験レッスンを行っている施設が多くあるをご存じでしょうか? ヨットの体験レッスンでは、インストラクターが丁寧に教えてくれるので、安心してヨットを楽しむことが出来ます。7歳以上であれば保護者同伴でヨット体験ができる所もあるようです。
◇ジェット系
▼フライボード
フライボードとは、肩幅くらいのボードに設置された専用シューズに足を固定してボードと水上バイクをパイプでつなぎ、水上バイクの水圧を利用してボードを飛ばし、海の上を高く飛び上がって楽しむマリンスポーツです。
バランス感覚と足の力が必要なので最初は難しく感じますが、15分から20分ほど練習してコツをつかむと自由に水の上を飛び上がることができ、爽快感を楽しむことが出来ます。多くの施設では10歳以上であれば保護者同伴で楽しむことができるようです。
▼ジェットスキー(マリンジェット)
ジェットスキー(マリンジェット)は、水上バイクに乗り、ジェット噴射の力を利用して水上を駆け抜け、その爽快感を楽しむアクティビティです。日本では水上バイクを運転するためには特殊小型船舶の免許が必要となります。そのため免許が無い人が体験する場合は、インストラクターの後ろに乗せてもらうことで、海の上を駆け抜けるスピード感やカーブを曲がるスリルを楽しむことができます。ハワイやグアムなどの海外では、16歳以上であれば運転方法を教えてもらって自分で運転して楽しむこともできます。
▼ウェイクボード
ウェイクボードは、専用のボードの上に立ってモーターボートと繋がったワイヤーの持ち手を持ち、モーターボートに引っ張ってもらいながら水上を進む、海の上で行うスノーボードのようなマリンスポーツです。水上をかなりのスピードで進むため、スリルや爽快感を味わうことができるのが魅力です。
個人差はありますが、コツをつかめばすぐに立ち上がることができるため、まずは体験してみることをおすすめします。また、キッズボードもあり、3歳前後から行うことが可能なところもあるようです。
▼ウォータースキー
ウォータースキーは水の上で行うスキーのようなマリンスポーツです。スキー板に乗って、モーターボートとロープで繋がった持ち手を持ち、モーターボートに引っ張ってもらい水上を進むアクティビティです。こちらも水の上を早いスピードで進みますが、横乗りのウェイクボードと違い足先が正面を向くため、ウェイクボードとはまた違ったスリルや爽快感を味わえます。
ウォータースキーも基本的には子供から大人まで誰でも楽しめるスポーツです。
◇飛ぶ系
▼フライフィッシュ
フライフィッシュは凧のような形のゴムボートに仰向けに乗り、ジェットスキーに牽引してもらうことで、スピードに乗って約3メートルほど空中に飛び上るマリンスポーツです。風によっては5m~10mも高く飛ぶため、スリルを感じたい人におすすめです。
フライフィッシュは、フライングチューブやカイトチューブ、フライバナナとも呼ばれています。
▼パラセーリング
パラセーリングは、モーターボートにロープで繋がれたパラシュートを装着し、モーターボートが走るその風圧でパラシュートが上空20~30mほどを飛び、空中散歩を楽しむことができるマリンスポーツです。空高くを飛ぶため、爽快感やスリルを楽しみたい方に特におすすめです。基本的に海に落ちることはないため、濡れることはほとんどありません。
また、パラシュートの操作も必要ないため、4歳以上の子供でも保護者同伴であれば楽しむことができるところが多いようです。
[3]マリンスポーツができる国内外のおすすめエリア4選のご紹介!
マリンスポーツは、海さえあればどこでも行えますが、その中でも景色がきれいでおすすめのエリアをご紹介します。
◇沖縄、宮古島
年間通して気温20度を下回ることが少ない沖縄や宮古島は、海がきれいで1年中マリンスポーツを楽しむことができる場所です。天候が良ければ、ダイビングやシュノーケリング、カヤック、バナナボート、パラセーリングなどを楽しめる場所が多いです。
宮古島だけでなく、沖縄本島では恩納村や北谷町、伊計島、瀬底島、水納島、ナガンヌ島、美らSUNビーチなどでマリンスポーツが楽しめます。南国リゾートでありながら、東京から飛行機で3時間ほどで到着できるため、国内でマリンスポーツを楽しみたい方におすすめのエリアです。
ダイビングだけでも、青の洞窟に行けるツアーやウミガメに遭遇できるツアーなどさまざまな種類があるため、自分が行いたいマリンスポーツがどこで行われているか調べてみると良いでしょう。
◇グアム
グアムは日本語が通じる場所も多いため、海外でありながら英語がわからなくてもマリンスポーツを楽しむことができるのが特徴です。
オーシャンジェットクラブ、スキューバカンパニーマリンスポーツ、スーパーマリンリゾートココス(ココス島ツアー)、オンワードビーチリゾート、アルパンビーチクラブ、パラダイスアクア、リアルワールドダイビング、バレーオブラッテアドベンチャーパーク(カヤックアドベンチャー)、ジェントリーブルー ダイビングなど、マリンスポーツが体験できる場所がたくさんあります。
外国らしさも感じつつ、日本語でアクティビティの説明を受けたい人におすすめのエリアです。
◇ハワイ
南国ハワイは豊富なマリンスポーツが楽しめる場所です。オアフ島ではワイキキビーチやハナウマ湾、カネオやカイルアビーチなどでマリンスポーツを楽しむことができ、それ以外にもハワイ島やマウイ島、カウアイ島でもマリンスポーツができるプランがあります。シュノーケリングやダイビングでは、タイミングが合えばウミガメを見ることができるでしょう。
オアフ島では体験できるマリンスポーツのプランが多いため、さまざまな種類のマリンスポーツを楽しみたい人におすすめです。ハワイ島ではハワイで一番の透明度を誇るケアラケクア湾で、絶景シュノーケルやドルフィンスイムを楽しめます。またカウアイ島はサーファーの聖地とも言われているポイプビーチがあり、マウイ島も比較的波が穏やかなので子ども連れでもサーフィンを楽しむことができます。
◇バリ島
バリ島のきれいな海もマリンスポーツの体験が可能です。レンボンガン島、ベノア、スランガン、パダンバイ、クタでマリンスポーツが体験できます。バリ島は直行便で7時間ほどで到着することができ、ハワイやグアムよりも物価が安いアジアビーチの代表です。
[4]マリンスポーツを楽しもう
きれいな海で行うマリンスポーツは、非日常空間を味わえるだけでなく、ストレス発散にもなります。ウエイクボードやフライボードなど上級者向けのマリンスポーツ以外にも、シーウォーカーや浅瀬でのシュノーケリングなど子供でも楽しめるマリンスポーツも沢山ありますので、海にお出かけの際には是非家族で興味のあるマリンスポーツを体験してみてくださいね。