[1]ハワイ発祥のマリンスポーツ「スタンドアップパドル(SUP)」とは?
スタンドアップパドルは、スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)のことで、頭文字をとって通称SUP(サップ)と呼ばれています。
ハワイ発祥のマリンスポーツで、ロングのサーフボードに似た大きめのボードの上に立ち、パドルを漕ぎながら水上を進んで行くアクティビティです。
海だけでなく、湖・川・池・プールなどでも楽しむことができ、ただ漕ぐだけでなくいろいろな楽しみ方があるのも人気の理由の1つです。エクササイズ効果が期待できるとも言われていて、女性にも人気のスポーツです。
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[2]楽しみ方は無限大!? スタンドアップパドルボードでできること
◇ボードに立ってツーリング
まずはボードに座り、パドリングに慣れてきたら膝立ちをしてみて、膝立ちでバランスが取れたら立ち上がります。立つことができたら少しずつパドルでボードを漕いで前に進みます。
大体の人が1時間くらい練習をすれば立てるようになるので、初心者でも安心です。ボードの上に立ってパドルを使ってツーリングをする感覚は、まるで水上を歩いているかのよう。想像しただけでも気持ちが良さそうですね。
◇SUPヨガ
スタンドアップパドルボードの上でヨガを行うSUPヨガ。不安定な水の上でバランスを取りながらポーズをとることで、自然と体幹を引き締めるトレーニングになるため、女性に人気があります。
海風と波の揺れを感じて非日常空間を楽しみながらヨガができるのも、スタンドアップパドルボードの魅力の1つです。
◇フィッシング(釣り)
スタンドアップパドルボードを使って釣りをするSUPフィッシング。大きいボードであれば、釣り具やクーラーボックスなどを置いて釣りをすることができるのです。
ボートやカヤックなどを使った釣りよりも手軽に楽しめて、場所移動に制限が無く簡単に好きな場所へ行って釣りができるのもSUPフィッシングの魅力です。
水面が近いので魚がよく見え、普段とはまた違う感覚で釣りが楽しめます。ただし、魚と格闘する際はうまくバランスを取りながら魚を引き上げましょう。
◇カヤックとしても使える
スタンドアップパドルボード(SUP)は、カヤックのように座ったままパドルを漕いで楽しむこともできます。立っていることに疲れたらのんびり座って漕ぐこともできるので、自由気ままに気分によって使い方を変更できるのはうれしいですね。
◇水の上で昼寝も
疲れたらスタンドアップパドルボートの上で昼寝をすると、心も体もリラックス。水の上で寝る心地良さを体感できます。夕陽が沈む時間になったら、きれいな夕陽を眺めながら夕寝をしたりサンセットクルージングをすることもでき、ぜいたくなひと時を過ごせます。
◇サーフィン
スタンドアップパドルボードを使ってサーフィンを行う遊び方で、スタンドアップパドルサーフィンと呼ばれています。通常のサーフボードよりも大きめに作られているスタンドアップパドルボードは、安定性があり初心者でも簡単にサーフィンを楽しめます。
パドルがあるのでパドルでバランスをとったり漕いだりでき、通常のサーフィンとは違った楽しみ方ができるのも魅力ですね。
[3]スタンドアップパドルボードはシェイプアップにも効果的!?
◇ウエストシェイプ効果
不安定なボードの上で立ってバランスをとることで、インナーマッスルや骨盤周りの筋肉が鍛えられます。また、パドルを漕ぐことで肩甲骨周りの筋肉も鍛えられ、ウエストシェイプ効果が期待できると言われています。
◇インナーマッスルと体幹トレーニング
ボードの上に立つことで、無意識のうちに体はバランスを取っていて、その際にいろいろな筋肉を使っているのです。具体的には、骨盤周りの大腰筋、小腰筋、腸骨筋といった普段使わないインナーマッスルが鍛えられるので、無意識のうちに体幹トレーニングができます。
◇有酸素運動
スタンドアップパドルボードは、全身を使ってパドルを漕ぐことでランニングなどと同じ有酸素運動効果があると言われています。
◇ヒーリング効果
海の上を散歩しているかのような感覚になれるため、体だけではなく心もリフレッシュできるスポーツです。海や湖など景色の良いところでできるので、視覚的ヒーリング効果も抜群です。
[4]スタンドアップパドルボードを行う時の必需品とは?
◇基本的な服装は?
遊び方はさまざまですが、どんな遊び方をするにしても、通常は水着など濡れてもよい格好で行います。夏はビキニなどで大丈夫ですが、日焼けが気になる人はラッシュガードなど袖のあるものを着ることをおすすめします。寒い季節は気温も水温も低く、体の体温が奪われてしまうためウェットスーツを着て行いましょう。
◇必要な道具は?
スタンドアップパドルボードを行う時に必要な道具は、基本的には以下になります。
・ボード
・パドル
・リーシュコード
・ライフジャケット
・水着
・タオル
・濡れてもよい靴
リューシュコードとは、ボードが波で流されてしまわないように、自分の足元とボードをつないでおくコードのことです。ボードから落ちてしまって水中に投げ出されても、リーシュコードがあれば安心です。
寒い時期にSUPを行う場合は、これに加えてウェットスーツやグローブ・ブーツなど防寒できるものも必要になります。SUP体験ができるお店では、ボード・パドル・リーシュコードはレンタルできるお店が多いので体験の際にレンタル可能か聞いてみるといいでしょう。
[5]まずは体験から始めてみよう! 日本国内のおすすめSUPスポットのご紹介
ハワイが発祥と言われているスタンドアップパドルボートですが、最近は日本全国でも体験できるところが増えています。
◇千葉 稲毛海岸(KawaIサップクラブ)
◇沖縄 名護(沖縄プロデュース カマダ)
URL:http://www.arakakikamada.com/
◇神奈川 逗子海岸(ヘイズサップクラブ)
URL:http://zushi-haze.lolipop.jp/haze2/
◇神奈川 三浦海岸(エスライド)
◇沖縄 宮古島(Coral Coast)
◇愛知県 知多半島(SUP SHOP 海楽)
URL:http://www.bravo21.co.jp/kairaku/
◇山梨 富士五湖(本栖湖アクティビティセンター)
[6]スタンドアップパドルで非日常空間の中で水上散歩を満喫しよう!
ハワイ発祥のスタンドアップパドルは、楽しい活用方法がたくさんあることがわかりましたね。スタンドアップパドルはSUPサーフィンやSUPヨガなどスポーツやエクササイズとして楽しむことがでるだけでなく、ゆったりとツーリングや昼寝といった遊び道具としても楽しむことができるなど、沢山の魅力があります。さまざまな使い方ができるスタンドアップパドルで、海の上の非日常空間を楽しんでみてくださいね。