【ナイキ】スポーツで女の子たちに力を

2024.10.23

スポーツを通じて未来をつくる

ナイキとローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団が、日本のコーチ向けに新たに開発したガイドが発表されました。このガイドは、女の子がスポーツに参加する際の障壁を取り除くことを目的とし、コーチに必要なスキルと知識を提供します。特に、女の子の発達やメンタルヘルスにおける運動の重要性を理解し、文化的・社会的な偏見を克服するための視点を強調しています。

この新しいガイドは、読売ジャイアンツや日本バスケットボール協会などの大手スポーツ団体からも支持を受けています。読売ジャイアンツの国松徹社長は、「多様で安全なスポーツ環境を提供することが、女の子たちの未来にとって非常に重要です」と強調しています。ナイキもまた、コーチが女の子たちにとっていかに重要な存在であるかを理解しており、彼らの育成を通じて、次世代の若者たちにスポーツの楽しさを伝えることを目指しています。

2024年の世界ジェンダーギャップ指数で118位という日本の現状を鑑みると、この取り組みは特に意義深いものです。ナイキのヴァネッサ・ガルシア＝ブリトー氏も、「日本のスポーツにおける女性の活躍は目覚ましいが、まだ多くの壁が存在している」と語り、女の子たちがより自由にスポーツを楽しめる環境づくりを目指しています。

さらに、ナイキは「COACH THE DREAM」サミットを通じて、コーチングの専門家やパートナーと共に、若者たちがスポーツを楽しむ未来を見据えた活動を展開中です。このイベントでは、50人の日本のコーチがメンタルヘルスやトラウマに配慮したコーチングを学び、女の子たちが安心してスポーツに参加できるようにサポートしています。

国際的な取り組みも活発で、大坂なおみ選手の「プレー・アカデミー」や、フランス政府との協力による「チーム・ゴー・ガールズ・イニシアチブ」など、ナイキは世界中で女の子たちのスポーツ参加を支援するための活動を行っています。

「プレー・アカデミーは、遊びやスポーツを通じて女の子の人生を変えることを目指しており、そのためには優れたコーチの存在が不可欠です。ナイキと協力し、次世代の女の子が体を動かす力によって自らの可能性を実現できるよう励ませることに喜びを感じています。」と大坂なおみ選手は話します。