嫌なニオイに効果的なおすすめの脱臭機9選。失敗しない選び方のコツもご紹介

脱臭機 おすすめ

家の中でニオイが気になることはありませんか? ペットのニオイ、たばこのニオイ、トイレのニオイやゴミのニオイなど、ふとした時に「うちって臭う?」と感じることってありますよね。そんな時は、ぜひ『脱臭機』を活用してみてください。今回は気になるニオイに効果的な脱臭機についてわかりやすく解説していきます。

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目次

[1]脱臭機とはどんな機械? 知っておきたい脱臭機と空気清浄機の違いとは

◇脱臭機とは?

脱臭機とは、ペットのニオイやたばこのニオイ、トイレや冷蔵庫、ゴミや下駄箱など、私達の生活空間に漂う嫌なニオイを取り除くための機械です。脱臭機と聞くと、空気清浄機のような場所を取る機械を想像する方もいるかもしれませんが、狭いスペースにも置けるようなコンパクトなものや、場所を取らないスリムなものなど、さまざまな大きさや形のものがあります。

脱臭機の種類によって、消臭効果や機能、メンテナンス方法なども変わってきますので、購入の際はしっかりと確認を行いましょう。

◇脱臭機と空気清浄機の違い

気をつけなければならないのが、脱臭機と空気清浄機の違いです。近年、空気清浄機にも脱臭効果が搭載されているものが多く販売されていることから、脱臭機と空気清浄機をイコールに考えている方が多いようです。

しかし、『ニオイを取り除くこと』が目的の場合、この考え方は購入の際の落とし穴になる危険性があるため注意が必要です。脱臭機と空気清浄機の違いを知って、購入の際はより自分の目的に合ったものを購入しましょう。

▼脱臭機

脱臭機は、嫌なニオイのもととなる菌を分子レベルで分解し、ニオイのもとから徹底的に取り除いて無臭へと近づけてくれます。あくまで“脱臭”に特化した機械なので、機械によって脱臭するニオイに得手不得手はあるものの、アンモニアなどの強いニオイにも効果があるものが多いのが特徴です。

▼空気清浄機

空気清浄機は、室内に漂うホコリやカビ、ウイルスやアレル物質などをメーカー独自の空気清浄技術やフィルターを使って浄化することを目的として製造されています。消臭効果を搭載したものも近年数多く販売されていますが、基本的には“空気の浄化”に重きを置いているため“脱臭”に特化している機械ではありません。

そのため、強いニオイに対して満足な脱臭効果が得られない場合があります。特に、ペットの糞尿やトイレなどの強いアンモニア臭は、除去することが難しいといわれています。

以上の通り、脱臭機と空気清浄機は製造目的が違うため、脱臭に重点を置きたい場合は、空気清浄機よりも脱臭機の方を購入することをおすすめします。

[2]購入の際に知っておきたい脱臭機のタイプと脱臭方法の主な種類

脱臭機には大きく分けて2つの種類があります。また、脱臭方法も各脱臭機によって異なります。ここからは、脱臭機のタイプと脱臭方法について解説していきます。

◇脱臭機の大まかなタイプ

脱臭機を大まかなタイプに分けると『吸引タイプ』『放出タイプ』に分かれます。

▼吸引タイプ

吸引タイプの脱臭機は、部屋の空気を循環させながらニオイ成分を含んだ部屋の空気を吸引し、そのニオイ成分だけをフィルターで除去します。吸引式の場合、空気を吸引しやすい狭い空間での使用が特に有効で、トイレの中やペットのトイレ周辺、ゴミ箱周辺など、ピンポイントで脱臭したい時におすすめです。

▼放出タイプ

放出タイプの脱臭機は、『オゾン』や『イオン』など、ニオイを分解する効果がある物質を放出することで、部屋の嫌なニオイを除去します。放出タイプの場合、ニオイを分解する効果のある物質を広い範囲に放出することができるため、リビングや寝室などの広いスペースのニオイを除去したい時におすすめです。

◇脱臭機によって違う脱臭方法の主な種類とは

脱臭機の脱臭方法には、主に次のようなものが挙げられます。

▼オゾン酸化法

“オゾン層”という言葉でもよく知られている『オゾン』という物質には、優れた脱臭・殺菌の作用があるされています。このオゾンを使い、嫌なニオイの原因となる物質を酸化分解し除去する方法が『オゾン酸化法』です。オゾン酸化法は、酸素を原料にして脱臭を行うため、手間がかからず、コストのかかるフィルター交換や材料の補充が必要ありません。

▼触媒分解法

嫌なニオイのもととなる物質を触媒に接触させ、化学分解して脱臭する方法が『触媒分解法』です。触媒分解法は、設計上大きなスペースを取らないため、他の脱臭方法と組み合わせて用いられていることが多いです。触媒は交換が必要ですが、メーカーによっては長期間使用できるものが多いため、手間やコストは最小限で抑えられます。

▼酸素クラスター法

空気中の酸素分子をイオン化させることで『酸素クラスタ―イオン』を発生させ、ニオイの成分を包み込みイオン分解することで脱臭する方法が『酸素クラスタ―法』です。細菌やウイルスも同様に酸素クラスタ―イオンで包み込み、育成に必要な窒素の供給を遮断することで除菌の効果を発揮します。ただし、高濃度のニオイに対しての効果は薄いともいわれています。

▼グラフト重合法

『グラフト』という言葉は、園芸法で使われる『接ぎ木』を意味します。接ぎ木とは、例えば丈夫な木ではあるのもも、果物の実りの悪い木があるとした場合、その木の枝を切り落とし、実りの良い木の枝につけかえると、その枝に果物が良く実るようになる…というものです。

この接ぎ木の手法と同じように、機材に電子線を当て、分子の一部をカットし、そこに消臭機能のある分子をつけかえます。そうすることで、消臭機能を持った新しい物質が生成されます。この物質を利用した脱臭法が『グラフト重合法』です。

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[3]失敗しない脱臭機の選び方のコツをご紹介

次に、失敗しない脱臭機の選び方のコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

◇置きたい場所の広さで選ぶ

あなたは、どの場所に脱臭機を置きたいと考えていますか? リビングや寝室、トイレや下駄箱など、まずは脱臭機を使用する場所を特定しましょう。それによって、適した脱臭機が変わってきます。

特に気を付けたいのが、リビングや寝室などの部屋で使用する場合です。基本的に脱臭機には『適用床面積』というものがあります。適用床面積とは、定められた粉塵濃度のニオイを30分間で脱臭できる部屋の広さを示したものです。つまり、置きたい場所の広さによって脱臭機の適用床面積を合わせる必要があります。

置きたい部屋が広い場合、「とりあえず一番効果が高いものを使っておけばいい」と思う方もいるかもしれませんが、いくら性能が高くても、使用する部屋の適用床面積を満たしていなかった場合、十分な効果が得られない場合があります。部屋の広さによっては脱臭機を2台使用した方が良い場合もあるので、購入の際はよく確認してください。

◇置きたい場所の環境で選ぶ

置きたい場所が決まったら、今度はその場所の環境をよく確認してください。その場所にはどのくらいの脱臭機の大きさや形、見た目が適していますか? その場所の近くににコンセントの差し込み口はありますか?

トイレの中や靴箱の中、冷蔵庫の中などは、場所を取らないスリムなものがおすすめです。玄関など人目に触れる場所はスタイリッシュなものを選ぶと良いでしょう。また、脱臭機にはコンセント式のものと電池式・充電式などがあります。当然ですが、コンセントの差し込み口がない場所でコンセント式のものは使えないので、購入する前にしっかりと確認をしておきましょう。

◇消臭したいニオイで選ぶ

脱臭機にはそれぞれ、ニオイの成分によって脱臭の得手不得手があります。例えば、ペットのニオイやトイレのニオイが気になる場合は、アンモニア臭に優れた効果を発揮する脱臭機を選ぶ必要があります。

キッチンなど生ごみ臭や排水溝などのニオイが気になる場合は、雑菌の繁殖が原因で起こるニオイに有効な脱臭機を選ぶ必要があります。脱臭機のタイプや脱臭方法、機能によっても変わってきますので、購入の際はよく確認しましょう。

◇ストレスの少ないものを選ぶ

ペットや赤ちゃんがいる家庭で脱臭機を使用する場合は、運転音にも気をつけましょう。運転音がペットのストレスになってしまったり、赤ちゃんが起きてしまう原因にもなりかねません。購入の際は、運転音の静かな物や、運転の強弱が切り替えられる脱臭機を選ぶようにしましょう。

また、頻繁に補充や交換などが必要な脱臭機は、手間もコストもかかります。購入する際は、自身や周囲のストレスにならないような脱臭機を選ぶことが大切です。

[4]ペットなどの嫌なニオイを消してくれるおすすめの脱臭機9選! 手頃から高機能までご紹介

ジアイーノ

ジアイーノは、パナソニック独自の『次亜塩素酸生成技術』で菌やウイルスを除菌・抑制するだけでなく、ペットや介護環境などのニオイにも高い脱臭効果が期待できる脱臭機です。次亜塩素酸とは、プールや哺乳瓶の除菌、水道水の浄化や野菜の洗浄などにも使われている成分です。有機物と反応した後は水に戻る性質があり安全で、ペットや赤ちゃんがいる家庭でも安心して使用することができます。

ジアイーノは、浮遊している菌やニオイを吸引して本体内部の次亜塩素酸で洗浄し、きれいになった空気と共に揮発した次亜塩素酸を放出することで、室内に付着した菌やニオイを洗浄します。空気の洗浄中はプールにいる時のような塩素臭がするため、塩素臭が苦手な人は、どの程度ニオイが発生するのかしっかり確認してから購入するようにしましょう。

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富士通ゼネラル プラズィオン加湿脱臭機

プラズィオンは、特にペットの糞尿などの強いアンモニア臭に効果的な脱臭機です。アンモニア臭に強い触媒がニオイのもとからスピード分解。放出される低濃度オゾンが部屋に染み付いたたばこなどのニオイもしっかり脱臭してくれます。室温に合わせて湿度を自動調整してくれる加湿機能付きなのもうれしいポイントです。

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東芝 デオドライザー エアリオン・スリム

デオドライザーエアリオン・スリムは、グラフト重合法で生成されたジェル状の無香料消臭剤が、室内の花やアロマ、芳香剤などの香りはそのまま残し、嫌なニオイだけを脱臭してくれます。電池式なのでコンセントの差し込み口がいらず、コンパクトなボディなので場所を選ばず使うことができます。

東芝 デオドライザー エアリオン・ワイド

デオドライザーエアリオン・ワイドは、デオドライザーエアリオン・スリムと脱臭方法は同じで、グラフト重合法で生成されたジェル状の無香料消臭剤が脱臭してくれます。しかし、こちらはリビングなどの広い部屋(16畳)でも消臭効果を発揮するといわれており、脱臭の強度が3段階まで調節できるのもうれしいポイントです。

増田研究所 オー・フレッシュ

オー・フレッシュは20年以上売れ続けている、ロングセラーの脱臭機です。コンセントに差しておくだけでラジカルという成分と微量のオゾンが、空気中や物に染み付いたニオイを脱臭してくれます。

マクセル OZONEO

『オゾネオ』の愛称でも知られているマクセルの低濃度オゾン除菌脱臭機は、オゾンによる脱臭力もさることながら、動作音がとても静かなのが特徴です。赤ちゃんがいる家庭や、音に敏感なペットのいる家庭におすすめの脱臭機です。

◇Tesiplz オゾン脱臭機

Tesiplz オゾン脱臭機は、見た目がおしゃれな脱臭機なので、人目のつきやすい場所に置きたい時におすすめです。コンパクトなので場所も取りません。瞬間的にオゾンを発生させることで、菌やウイルス、嫌なニオイの元を分解します。USBケーブルで充電して手軽に持ち運ぶことができます。

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◇uvistare 小型脱臭機

uvistare小型脱臭機は、マイナス10度まで耐えられる設計になっているため、冷蔵庫の中のニオイを脱臭したい場合にも使用できます。静音設計のため静かなオフィスなどに置くのもおすすめ。省電力モードと高濃度のオゾンを発生させるブーストモードの調節が可能です。

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◇CUO FUTURE オゾン脱臭機

コンパクトサイズのオゾン脱臭機です。防水仕様なので浴室などのカビ臭を防ぐために使用することも可能です。充電式なので持ち運びも自由自在。2~6畳用の『弱モード』と6~18畳用の『強モード』、18~30畳用の『業務用モード』に切り替え可能なので、ニオイの強さや室内の広さによって調節ができるのもうれしいポイントです。

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[5]脱臭機を活用して快適に過ごそう!

このように、脱臭機といってもさまざまな特性を持ったものがあります。購入を検討している場合は、脱臭機それぞれの特性をしっかりと確認し、使用したい環境に合ったものを選ぶことが大切です。脱臭機を上手に活用して、清々しい快適な空間作ってみてはいかがでしょうか。









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