乾燥小じわは消せるってほんと? ケア方法や対策をおすすめ商品8選と共にご紹介

乾燥小じわ

目元や口元にできやすい乾燥小じわは、若い世代でも悩んでいる人が多い肌トラブルの1つです。しかしこの乾燥小じわは、きちんとケアすれば目立たなくすることも可能なことをご存じでしょうか?そこで今回は、乾燥小じわのケア方法や対策、おすすめ商品についてご紹介していきます。

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目次

[1]乾燥による小じわのメカニズムとは?

◇乾燥による小じわの症状

「小じわ」とは、目尻や口元など、皮膚の薄い部分に小さく刻まれたシワのことを指します。「ちりめんじわ」「乾燥小じわ」とも呼ばれています。

肌は3層構造になっており、外側から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」となっていますが、小じわは、私達が直接触れることができる1番外側の表皮のしわです。

表皮はさらに4層構造になっており、1番外側にあるのが「角質層」です。肌が乾燥すると角質層にある角質がはがれていき、角質層の中にある肌の潤いが蒸発することで肌に隙間ができてしまいます。これが「小じわ」です。

小じわは、年配の方だけでなく、若い世代でも目立つこともあり、小じわができると肌のキメが乱れ、ハリやツヤもなくなってしまうので、老けたような印象を持たれてしまう原因となります。また、小じわをそのままにしておくと、大きな深いシワに進行していくため、気になったらすぐに対策をすることが大切です。

◇小じわができる原因

▼皮膚表面の乾燥

上記でも説明したように、小じわができる最大の要因は「表皮の乾燥」です。本来、表皮の角質の水分は皮脂やセラミド、天然保湿因子などで守られています。また日々正しい保湿ができていれば、肌は自ら保湿物質を作って角質内に水分を蓄えておくことができるため、ハリのある肌を保つことができます。

しかし、普段角質の水分を守ってくれているバリア機能が弱まると、肌の水分が蒸発し、肌の潤いも奪われ、乾燥により肌にシワが刻まれる原因となってしまいます。

▼スキンケア方法

よかれと思って行っているスキンケア方法が間違っていると、かえって肌のバリア機能を弱め、乾燥を進行させてしまっている場合があります。例えば、「クレンジングや洗顔の回数が多い」「汚れを取ろうと強くこする」「長時間のケア」「熱いお湯で長風呂する」などの行為は、肌に負担をかけ、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまいます。

特に目元は、マスカラやアイライナーの汚れが落ちにくいため、ゴシゴシと強くこすってしまうことも多いのではないでしょうか? 目元は皮膚が薄く、刺激を与え続けると肌に負担がかかり、小じわの原因となってしまうこともあるため注意が必要です。

▼紫外線

肌の老化の80%は、紫外線などの外部環境が影響しているといわれています。紫外線は、しわだけでなく、たるみやほうれい線など皮膚の老化にもつながるため、紫外線対策はとても重要です。

▼加齢

肌の潤いを保つ成分として必要なのが「セラミド」ですが、これは年齢とともに減少します。年齢が上がるにつれ肌は乾燥しやすくなるため、日頃から保湿が必要になります。

▼タバコ

タバコはさまざまな害があるといわれていますが、女性ホルモンや体格の差などから、男性よりも女性の方がタバコの影響を受けやすいといわれています。

タバコに含まれるニコチンは血流の流れを悪くさせという働きがあるため、摂取し続けると肌の乾燥が進むといわれています。それにより、しみや小じわが増え、黒ずんだ張りのない「スモーカーズ・フェイス」という喫煙者独特の顔つきにになってしまい、実年齢よりもふけて見られることが多くなります。

さらに、タバコ1本でレモン半分のビタミンCを壊すともいわれており、体内のビタミンCが不足することでシミができやすくなります。喫煙女性は、タバコを吸わない女性に比べて小じわが3倍以上多いというデータもあるため、肌のためには禁煙が必要です。いきなり禁煙するのが難しい場合は、徐々に本数を減らしていくよう努力しましょう。

乾燥小じわ 対策

[2]乾燥小じわのケアの方法や対策について

◇加湿

肌の潤いを保つために重要なことは「加湿」です。肌のためには湿度は60~70%が理想とされており、50%以下の場合は湿度を上げる工夫が必要です。加湿と聞くと加湿器を一番に思い浮かべますが、それだけでなく、日々のちょっとした工夫で湿度を上げることができます。

まずは部屋に湿度計を置き、湿度がどのくらいかをこまめにチェックするようにしましょう。洗濯物を室内干ししたり、カーテンや観葉植物に霧吹きをして湿度を上げたり、冬場は、エアコンより、石油ストーブやガスファンヒーターを使用する、アレカヤシやオーガスタなどの加湿効果のある観葉植物を室内に置くマスクをするなどの工夫で湿度を上げることができます。

また、最近はペーパー加湿器という便利グッズも販売されています。電気代もかからず、お手入れの必要もありません。安いものは、100円均一ショップでも取り扱っていますし、コーヒーフィルターなどを使って自分でDIYすることもできるため、気になる方はチェックしてみましょう。

◇正しいスキンケア方法

▼ポイントメイクリムーバーを使用する

メイクを落とす時はゴシゴシ洗いは厳禁です。目元など落ちにくい場所は先にポイントメイクリムーバーを使用し、メイクを落とすことが大切です。この時、綿棒やコットンを使用して肌をこすることなく優しく落とすようにすることを心掛けましょう。

マスカラを落とす時は、まつ毛をコットンで挟み、少し待ってから毛先にむかってゆっくり引くのを何度か繰り返すと、しっかり落とすことができます。

その後で顔全体のメイクを落とすようにすると、クレンジング剤が肌にのっている時間も短く、肌への負担も少なくて済むためおすすめです。

▼泡立てネットを使用する

洗顔料を泡立てる際は、泡立てネットを使用することで少ない洗顔料でもきめの細かい泡を作ることが可能になり、肌へ負担をかけることなく洗顔を行うことができるためおすすめです。

洗顔のポイントは、皮脂の多い部分から順に洗うこと。皮脂の多いおでこや鼻を洗ったら、頬や顎、最後に目元や口元に泡をのせ、軽くなじませる程度で洗顔するようにしましょう。そうすることで、必要以上に肌の脂を落としてしまうのを避けることができます。お湯の温度は32℃くらいがおすすめです。

▼入浴時のお湯の温度に気を付ける

浴槽に浸かる際、お湯の温度が40℃を超えてしまうと、皮脂やセラミドが流出し、乾燥の原因となってしまいます。38℃~40℃のお湯に10~15分浸かるのがおすすめです。

▼スキンケアにオイルを取り入れる

特に肌の乾燥が気になる方は、スキンケアにオイルを使用するのも良いでしょう。美容オイルには、石油由来の材料で作られている「ミネラルオイル」、天然の植物から抽出している「オーガニックオイル」、サメや馬などの動物の脂から作られた「動物油脂」があります。

石油由来の材料で作られているミネラルオイルは敏感肌の方には向いていないため、植物由来のオーガニックオイルを使用するのが良いでしょう。オーガニックオイルには、アーモンドオイルやローズオイル、ホホバオイル、ココナッツオイル、ハーブオイルなどがあります。クレンジングや洗顔には、スキンケア用のココナッツオイルを使うのがおすすめです。

【美容オイルの使用方法について】

美容オイルは、洗顔後1~2滴肌にしっかり馴染ませます。その後、化粧水、乳液の順でスキンケアを行いましょう。この時、手でオイルを温めることで肌なじみが良くなります。

化粧水の前に使う美容オイルは「ブースター」と呼ばれ、次の化粧水の浸透を良くしてくれる効果があるといわれており、化粧水の浸透が良くなることで、肌が柔らかくなり、水分を吸引する力が増すため、高い保湿が期待できます。中でも、アーモンドオイルやホホバオイルはより浸透力が高いためおすすめです。

美容オイルのベタベタ感が気になる方は、手持ちの化粧水や美容液を手のひらに出し、オイルを1~2滴加え、手のひらで混ぜ合わせてから顔全体になじませてみてください。

美容オイルを買うまでもなく、もっと気軽に試してみたいという方は、ワセリンを使用するのもおすすめです。ワセリンはドラッグストアなどでも手軽に購入でき、赤ちゃん用も販売されているため、肌が弱い方でも安心して使用することができます。

ワセリンを使用する際は、入浴後、通常のスキンケアの最後にワセリンを塗ってください。この際、べったりと塗るのではなく、薄く全体に伸ばして塗ることで、ワセリンのべたつきが気にならなくなります。それでもべたつきが気になるという方は、小じわがある目元や口元の乾燥する部分だけに塗るようにしましょう。

ワセリンを最後に塗ることで先につけたスキンケア成分を閉じ込めてくれ、睡眠中の水分蒸発を防ぐため乾燥対策にはぴったりです。

◇マッサージ方法

顔のストレッチやマッサージをすることで、小じわを目立ちにくくする効果が期待できます。

▼目の周辺のコリをほぐす

  1. 目をぎゅっと閉じる
  2. 思いきり開く
  3. 眼球を右回り、左回りにぐるぐる回す

▼気になる小じわを目立たなくさせる

  1. 爪を立てずに親指と人差し指で、目の下のシワの終点から目尻に向かって細かく軽くつまむ(3~5回繰り返す)
  2. 眉間から眉頭を通り眉尻まで細かくつまむ
  3. こめかみから髪の生え際に向かって人差し指、中指、薬指の3本で引上げてほぐしていく
  4. 小じわの部分にクリームなどを塗り、人差し指で1~2分押さえて潤いを浸透させる。

毎日続けることで効果が実感できるため、ぜひ試してみてください。

◇メイク方法

普段のメイクにもポイントがあります。

▼紫外線対策

夏だけでなく、年間を通して日焼け止めを塗るようにしましょう。数値は、SPF30・PA+++程度のもので大丈夫ですが、日焼け止めの場合、紫外線の吸収量が限られているため定期的に塗り直す必要があります。

最近は、UVカット効果のある化粧下地やファンデーションが販売されており、そちらを使えば効果は1日中続くため塗り直しの必要はありません。UVカット効果のない普通のファンデーションでも、しっかり塗ることでSPF20程度の効果があるといわれているため、外出する際にはファンデーションを塗ることをおすすめします。

▼ファンデーションを塗る際にスキンケア用オイルを使用する

ファンデーションを塗る際には、オイルを一緒に使用するとツヤ感が出て小じわも目立たなくなります。スキンケア用であれば何でも良いですが、ホホバオイルやスクワランオイルがおすすめです。

使用方法は、パウダーファンデーションの場合は、まず始めに目尻や口元など乾燥している部分にオイルをなじませてから、ファンデーションを塗ります。リキッドファンデーションの場合は、手のひらに必要量のリキッドファンデーションを出し、オイルを1滴垂らして混ぜてから塗るようにしましょう。

▼ファンデーションの塗り方に気を付ける

目の周りの小じわが気になる場合には、目尻から目頭に向かって塗るようにし、シワに入れ込むように塗っていきましょう。目尻や口元はよく動く場所でヨレやすいのため、薄く塗るのもポイントです。

リキッドファンデーションを塗った後にルースパウダーをつけて仕上げる場合は、艶タイプのものを選びましょう。マットタイプを使用すると、小じわが余計に目立ちやすくなるため注意が必要です。

▼アイライナーの引き方に気を付ける

アイライナーを引く時に、まぶたを引っ張るのもシワの元です。手は添える程度にし、必要以上に皮膚を引っ張らないように注意しましょう。

◇食事内容を見直す

「肌は外側3割、内側7割」といわれるように内側からのケアも大切です。中でも納豆や漬物、酒粕、味噌などの発酵食品は、肌を若々しく保ってくれる効果が期待できるため、積極的に摂取するようにしましょう。

また、おやつには、肌ダメージを防いでくれる不飽和脂肪酸や、保湿に貢献してくれるアミノ酸を豊富に含む、アーモンドやピスタチオ、ピーナッツ、くるみなどのドライフードを食べるのがおすすめです。さらに、鉄分、カリウム、ミネラルなが豊富に含まれたドライフルーツも、食事では採りきれない必要な栄養素を補うためにはおすすめの食材といえるでしょう。

飲み物は、夏であっても常温や温かいものを摂るようにすることが、体を温め、肌の新陳代謝を活発にさせるためにもおすすめです。

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◇質の良い睡眠

質の良い睡眠は健康な肌作りには欠かせません。アロマオイルでリラックスしたり、寝る1時間前から照明を暗くしてリラックスする時間を作るなど、良質な睡眠をとるための準備を整えましょう。また、軽くストレッチやヨガなどを行い、体温を上げ、体温が下がりだした頃に布団に入ると眠りやすくなります。ストレッチやヨガは寝る前の15~30分前に行いましょう。

また、日中にカフェインを摂取する場合、良質な睡眠のためには1日2杯までにしておくことをおすすめします。どうしても夜遅くに飲みたい場合には、ノンカフェインやカフェインレスのものを飲むようにしましょう。

乾燥 スキンケア

[3]乾燥小じわに効くおすすめクリームや美容液8選!

◇【POLA】リンクルショット メディカル セラム

日本初承認、肌本来の力でシワの改善を促す「ニールワン」を配合した史上初のシワ改善薬用化粧品。シワを一から研究しなおし、研究から発売までに15年の年月をかけて誕生しました。

◇【MERCI À L'AMOUR】パーフェクトセラム(多機能美容液)

ステムシェル培養液エキスやヒト歯髄細胞順化培養液など今話題の美容成分をギュッと凝縮した多機能美容液。「本当にいいものを、続けやすい価格で」をコンセプトに誕生し、肌本来の美しさを生み出すために土台から整えることを考えた美容液です。もちろん「合成着色料」「合成香料」「エタノール」「パラベン」「鉱物油」の5つの無添加で安心して肌の土台へアプローチ。土台から育む真の美肌へ導いてくれます。

◇【Attenir】ドレスリフト ローション

美肌レベルをキープし、ハリを育む独自原料「サーチュライザーS6」と届いて潤う極小サイズの独自開発ハリ成分「発酵コラーゲン」を配合することで、“ふっくらハリ” “ツヤ” “弾力” “乾燥による小ジワを目立たなくする” “キメ” “導入美容”を叶える1本6役の化粧水。同ラインでの総合的なスキンケアで相乗効果も期待できます。

◇【b.glen】QuSomeモイスチャークリーム

年齢肌を柔らかくする5つの美容成分を配合し、独自の浸透テクノロジー「QuSome(キューソーム)」を応用してエイジングケアに最適な成分をバランス良く角質に浸透させることで“ハリ” “弾力” を整えて明るく透明感のある、肌本来の美しさを引き出します。メイク落としや目元美容液など総合的なラインナップで自身に合ったスキンケアをサポートしてくれます。

◇【ORBIS】エンリッチ クリーム

エイジングケア保湿クリームです。乾燥してしまう肌へ、セラミドを極小のナノサイズにカプセル化して届けてくれます。3大保湿成分であるローヤルゼリーエキス、浸透型コラーゲン、エラスチンを配合しているため、使用し続けることで潤いが続く肌に導いてくれます。しっかり濃厚な使い心地で、夜塗ると次の日の朝は肌がしっとりふっくらしていることが実感できます。

◇【KOSE】アスタブラン Wリフトセンセーション

進化型アスタキサンチンCPXと新成分VサポートCPXが、しみ、しわを予防、目立たなくしてくれる薬用クリーム状美容液です。さらに、保湿成分が角層まで浸透するのをサポートしてくれるグットアップベールEXテクノロジーの働きで、濃厚な潤いが肌にハリを与えてくれます。使用した翌日の朝、肌がふっくらしていることを実感できるため、速攻性があると人気の商品です。

◇【ELIXIR】エンリッチド リンクルクリームS

日本で初めて純粋レチノール配合による「しわを改善する」という新効能の認可を受けたクリームです。レチノールは、ヒアルロン酸の産生を促進し、水分量を増やすことで固くなった肌を柔らかくしてシワを改善するといわれている成分です。保湿力がしっかりあるため、使用しているうちに目元がふっくらしてきたと口コミでも人気のある商品です。

◇【MUNOAGE】リペアアイクリーム

7種類のペプチド配合で、目元に働きかける2つのペプチドを高配合した目元専用のクリームです。無着色、無香料、界面活性剤不使用なので敏感肌の方も安心して使用することができます。軽い使い心地で伸びが良く、シワが目立たなくなったと効果を感じている方の声も多く聞かれる商品です。夜塗ると朝までしっかり潤いが保たれるため、、目元の保湿を求める方には特におすすめの商品です。

[4]きちんとした対策をして、乾燥小じわが目立たない若々しい肌を手に入れよう!

乾燥小じわは、原因や対策を知ることで予防したり、目立たなくすることが可能です。規則正しい生活や食生活、正しいスキンケアで気になる小じわとさよならしましょう。









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