近頃「肩こりがひどい」「腰痛がする」そう感じている方はいませんか? もしかしたらそれは、“からだのゆがみ”が原因かもしれません。整体に通えばゆがみに対する施術を受けることはできますが、ゆがみの原因を知らなければ根本的解決にはなりません。そこで、今回はからだのゆがみの原因を知ると共に自宅で簡単にできる改善体操やストレッチをご紹介していきます。
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[1]足を組む癖は要注意! 「からだのゆがみ」の原因と主な症状とは?
◇からだのゆがみの主な原因
からだのゆがみの原因は、実は身近なところに存在しています。以下のようなことに心当たりのある人は、からだのゆがみが生じている場合があるので十分に気をつけましょう。
▼運動不足
忙しい毎日を理由にして、運動を怠っていませんか? 運動不足は筋力の低下を招き、からだのゆがみを生じさせます。全身の筋肉は前後・左右・上下でバランスをとっていますが、筋力が低下することでそれが崩れると、体はバランスがとれずゆがんでいってしまいます。
▼姿勢
悪い姿勢を続けると、骨や筋肉もその姿勢を受け入れるように変形していきます。悪い姿勢は楽な姿勢かもしれません。しかしその姿勢を続けると、正しい姿勢をとる際に使われる筋肉が衰えてしまったり、全身の筋肉のバランスが崩れてしまいます。また、骨がゆがみ、神経を圧迫したりと、さまざまな場所に不調をきたす原因となることもあります。
▼癖
日常の何気ない癖が、実はからだのゆがみの原因になっている場合があります。例えば、足を組む癖があったり、立つ際に片足に重心をかける癖、あぐらや正座、横座りなどの座り癖など、からだのゆがみの原因になる癖は実にさまざまです。その他にも、自分が気づいていない歩き方の癖やいつの間にかしている頬杖など、意識せずに行っていることがからだのゆがみにつながることがあります。
▼同じ動作
毎日のように繰り返している動作が、からだのゆがみにつながることがあります。例えば、いつも同じ方の手でカバンを持っていたり、片側の腕の筋肉ばかり使う作業を毎日のように行っている場合など、同じ動作を繰り返すことで筋肉のバランスが偏ってしまう場合があります。
◇からだのゆがみによって引き起こされる主な症状
では、このような原因で体が歪んでしまうと、人間の体には主にどのような影響が出てくるのでしょうか。
▼痛みが生じる
からだのゆがみは『肩こり』や『腰痛』など、“痛み”の原因となることがあります。からだがゆがむと、ゆがんだ骨によって神経の出口部分が狭くなってしまったり、ふさがったりして、神経の働きを阻害します。こうして神経が圧迫されると神経は正常な働きができなくなり、痛みを引き起こすと言われています。
また、痛みを感じる根源である神経は、筋肉の隙間にも存在しています。からだがゆがむと、負担を受ける部分の筋肉が凝り固まり、骨がゆがんでしまった時と同じように神経を圧迫して痛みを引き起こします。この原理で首の筋肉が固くなると、頭痛という形の痛みを引き起こすこともあります。
▼疲れやすくなる
からだがゆがみ骨の位置がずれると、体のバランスを整えようとして一部の筋肉に負担がかかります。この負担は疲労感へと変わり、『疲れやすく、疲れが取れにくい体』の原因になると言われています。
▼姿勢が悪く見栄えが悪くなる
からだがゆがむと言えば、背筋が曲がってしまう『猫背』や、足を揃えて立った時にアルファベットのOの字のように隙間が開いてしまう『O脚』はよく知られていますよね。しかし、その他にも、肩の高さが変わってしまったり、両方の腕や足の長さに違いが出てきてしまったりするのもからだのゆがみから起こる症状です。
こういった目に見えるゆがみは、歩き方や立ち姿などにも影響すると言われています。自分では気づかないことも多いので人から指摘されて気づき、恥ずかしい思いをしてしまうこともあります。
▼ポッコリお腹になる
太っているわけではないのに、下っ腹ばかりが出てしまう、いわゆる『ポッコリお腹』もからだのゆがみが原因とされています。ポッコリお腹は『胃下垂』と言って、胃が骨盤の方に下がってきてしまう状態のこと。
これは、骨盤が開いていたり、ゆがんでいることによって、胃が下に落ちてしまうことが原因で起こるとされています。胃下垂はポッコリお腹の他にも、便秘やガスだまりといった体の不調の原因になることもあります。
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◇コンブチャクレンズ
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[2]肩の高さは両方同じ? 「からだのゆがみ」チェック法
なかなか自分では気づかない体の歪みは、痛みが出て初めて気づく人もいるでしょう。しかし、体の歪みは今すぐにでもできる簡単な方法でチェックすることが可能です。ここでは、体の歪みのチェック方法をご紹介します。
◇肩の高さ
まずは、鏡の前に立ってみてください。肩の高さは左右対称ですか? 高さに違いがある場合は、骨盤の歪みが原因である可能性があります。鏡だといまいち違いが判らない場合は、正面からの写真を見てみるとよくわかることがありますので、試してみてください。
◇片足立ち
15秒間片足立ちをしてみましょう。足によっては静止していられなかったり、一方は静止できるのにもう一方は静止しにくい場合は、静止しにくい方の骨盤が歪んでいる可能性があります。
◇足踏み
目を閉じてその場で足踏みをしてみてください。回数は50回程度を目安に行うと良いでしょう。足踏みを終えて目を開けた時に、元居た場所からどれだけ動いているかを確認しましょう。位置が把握しづらい場合はカラーテープなどで目印を付けると分かりやすいです。
元居た場所よりも右側にずれていたら右側の骨盤が、左側にずれていた場合は左側の骨盤が歪んでいる可能性があります。また、前に進んでしまっていた場合は骨盤が前側に歪んでいる可能性があり、後退している場合は後ろ側に歪んでいる可能性があります。
◇座って
椅子に足を揃えて座った時に、両膝が揃っておらず、どちらかの膝が前に出ていたりする場合があります。その場合、前に出ている膝とは逆の方に骨盤が歪んでいる可能性があります。
◇足を組んで
椅子に座って足を組んでみましょう。両方の足を交互に組んでみて、どちらか一方の足が組みにくい場合は、組にくい方に骨盤が向いている可能性があります。
◇寝転がって
仰向けに寝転がってリラックスしてみてください。その際に、どちらか一方のつま先が開き過ぎていたり閉じてしまっていたら、そちら側の骨盤が歪んでいる可能性があります。通常つま先はVの字になります。
[3]ゆがみ改善で、腰痛改善効果も? ゆがみ改善体操とストレッチ法
体の歪みがそれほど重症ではない場合、体操やストレッチを継続して行うことで改善されていく場合があります。自分で簡単にできるものばかりなので、お金をかけて整体に通う前に、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。但し、痛みや腫れなどを伴う場合は、整体師や医師など専門の方に相談しましょう。
◇ゆがみ改善体操
▼お尻上げ体操
膝を90度の角度にして仰向けに寝転がります。膝から肩までのラインが一直線になるようにお尻を上げ、そのままの体勢を2、3秒キープします。これを10回2セットを目安に行います。
▼骨盤回し体操
足を肩幅に広げて腰に手を当てます。骨盤を意識しながら、上半身がぶれないように腰を回しましょう。
▼椅子を使った体操
膝が90°になるように椅子に浅く座ります。両手を腰に当て、そのまま前後に腰を動かします。これを20回3セットを目安に行います。
◇ゆがみ改善ストレッチ法
▼ねじりのポーズ
まず、あぐらをかくように座り、そこから左太ももをまたぐように右足を移動させます。そのままの体勢で背筋を伸ばし胸を張り、左肘を右膝に当てます。息を吐きながら上半身をねじり、この体勢を30秒キープ。反対側も同じように左右3セットずつを目安に行います。
▼半月のポーズ
まず、立ったままで両足を肩幅に開き、右のつま先だけを外側に開きます。息を吐きながら状態を右に倒していき、左足を浮かせます。この時、右手は床につけます。頭から左足先までを床と平行に保ち、左手は真上にピンと伸ばします。この体勢を30秒キープ。反対側も同様に3セットずつを目安に行います。
▼椅子に座ってストレッチ
まず、椅子に座って両手を上げます。右手で左手首をつかみ、左の脇腹を伸ばすようにゆっくりと状態を傾けていきます。呼吸を意識しながらその体勢で30秒キープ。反対側も同様に3セットずつを目安に行います。
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[4]筋トレが大事? 「からだのゆがみ」に効果的な運動とは?
[1]で筋力の低下は体の歪みを引き起こす原因であると紹介しましたが、筋トレをすることで筋肉のバランスが整い、歪みが改善することがあります。そこで、体の歪みに効果的な筋トレをご紹介していきます。◇スクワット
スクワットは、膝関節ではなく股関節を大きく動かすことで、骨盤の歪み解消に効果が期待できます。手順としてはまず、立った状態で頭の後ろで腕を組み、足を肩幅に開きます。次に、お尻を後ろに引くようにして膝を曲げていきます。この時、膝関節が前に動かないように注意しましょう。
お尻が伸びていると感じたら最初の姿勢に戻していきます。これを10回3セットを目安に行います。ただ、膝を曲げて行うスクワットをするのではなく、膝が前に出ないようにすることを意識してください。
◇ウォーキング
ウォーキングは骨盤周りの筋肉を刺激してくれます。歩き方としてはまず、膝を前に出すように足を上げ、かかとから地面に下ろしていきます。この時、骨盤を意識して、体重を乗せるようなイメージで重心を移動します。反対の足も同じような意識のもと行ってください。このようなフォームを意識してウォーキングを行ってみましょう。
◇腹筋
腹筋と言っても、上半身を上げるのではく下半身を上げる腹筋を行います。まず、仰向けに寝転がり、それから腰と膝を90度に曲げます。両手を体の横に置いて、膝を伸ばしながら床につくギリギリまで足を下げていきます。これを繰り返し10回2セットを目安に行います。
◇お尻歩き
床に足を伸ばして座ります。お尻を片方ずつ前に出して進んでいきます。10歩進んで10歩下がるを繰り返し3分、2、3セットを目安に行います。
[5]整体に行く前にまず「からだのゆがみ」の原因を改善しよう!
体の歪みの原因を知り、自身の体の歪みにいち早く気づくことができれば、わざわざ整体に通わなくとも改善する手だてはたくさんあります。まずは自分の体に歪みがないかを確認し、日々の動作や生活を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。