「たまにはゆっくりしたいけれど、まとまった休みは取れない。でもリフレッシュもしたい...」という人は意外と多いのではないでしょうか。今回は、そんな人におすすめの日帰りで気軽に楽しめる熱海の温泉について紹介します。日帰り温泉と共に立ち寄れる、熱海の観光スポットやランチのお店も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
[1]熱海ってどんなところ?
◇東京から45分で到着できる温泉地
東京から熱海までは、新幹線を利用すると45分程で到着することができるため、日帰りでもちょっとした旅行を楽しむことができます。2人以上で一緒に同じ駅間を移動する場合は、「EXこだまファミリー早特」を購入(乗車日の3日前まで予約可能)することで、新幹線普通車自由席の往復を、1人3,300円(繁忙時期 GW、お盆、年末年始 には設定除外日があり利用不可)で利用することができるのでおすすめです。詳細はスマートEXのオフィシャルWEBよりご確認下さい。
◇魚がおいしい
熱海には、熱海市場や網代漁港、初島漁港、伊豆山漁港などたくさんの漁港と市場があるため、捕れたての新鮮な魚を手に入れることができます。そのため、熱海にはその日に取れた魚を提供してくれる飲食店が多くあり、町中でおいしいお寿司や刺身、焼き魚や魚の煮付けなどを楽しむことができます。
◇日帰り入浴ができる温泉宿や温泉施設がたくさんある
熱海には、日帰り入浴ができる温泉宿やホテル、温泉施設が多数あるため、日帰りで温泉を楽しみたいという人にもおすすめの温泉地です。
[2]熱海の温泉の特徴とは? 入浴時の注意点と共にご紹介
◇熱海の温泉の特徴
▼泉質と効能
熱海温泉の多くが「塩化物泉」という泉質です。塩化物泉には海水が多く含まれており、入浴後に肌に付着した塩分が肌の表面に薄い膜を作ることにより、体から水分が蒸発するのを防ぐため、肌がつるつるになる効果が期待できると言われています。
◇入浴時の注意点について
日帰りで温泉を楽しもうと熱海を訪れても、入浴方法を間違えてしまい体調を崩してしまっては大変です。ここでは、入浴時の注意点についてご説明します。
・食事の直後や、飲酒した状態で入浴をしない
・浴槽に入る前に体を洗い、手足にかけ湯をして体を温泉の温度に合わせる
・脱水症状にならないように、入浴前にコップ1杯ほどの水分を補給しておく
・入浴後は、体についた温泉成分は洗い流さず、タオルで水分を拭き取ってから保湿をする
・入浴後は脱水症状にならないよう、コップ1杯ほどの水分を補給する。
[3]熱海の温泉を日帰りで楽しめる、おすすめの温泉施設12選のご紹介!
◇熱海で日帰り温泉が楽しめる「絶景」の温泉施設4選
▼新かどや
創業120余年と歴史のある温泉旅館です。新かどやの自慢の「平戸の湯」は熱海の市街や海を一望しながら温泉を楽しむことができる、ロケーションが抜群の温泉です。
▼ホテルニューアカオ
温泉の湯船がそのまま海へとつながっているかのように感じる「インフィニティデザイン」が採用されており、広々とした露天風呂の前に広がる海を眺めながら、まるで海に浸かっているかのような感覚でゆっくりと温泉を楽しむことができます。
また、露天風呂の他にはハーブやひのきのお風呂もあるため、いろいろなお湯を楽しむことができるのもうれしいポイントです。
▼秀花園 湯の花膳
「月下美人」と「月見草」と名付けられた展望風呂が2カ所あり、熱海湾、熱海の町並みを一望することができます。
▼KKRホテル熱海
内風呂、露天風呂ともに見晴らしのよいオーシャンビューにこだわった作りとなっているのが特徴です。内湯からは青い海を眺めることができ、露天風呂からは空と海の青に包まれた開放感あふれる空間を楽しむことができます。
◇熱海で日帰り温泉が楽しめる「ランチ付き」プランのある温泉施設3選
▼熱海後楽園ホテル
https://www.atamikorakuen.co.jp/
海一望のオーシャンビュールームと温泉を満喫できる日帰りプランがあります。温泉を満喫した後はオーシャンビュールームの個室でゆっくりと寛げます。
▼ハートピア熱海
バスでの無料送迎サービスがあり、JR熱海駅から5分程で到着することができます。大浴場には寝湯やジェットバス、低温サウナが完備され、露天風呂もあるため、いろいろなお風呂を楽しむことができます。また、土日は日帰りレストランが利用できるのも魅力のひとつです。
▼大月ホテル和風館
純和風の建物の中で、美肌の湯としても評判の「藤沢湯」で温泉に浸かることができます。樹齢300年の銘木「高野慎」を使った露天風呂は歴史を感じさせてくれる名湯です。
◇熱海で日帰り温泉が楽しめる「個室」「貸し切り風呂」のある温泉施設3選
▼ホテル ミクラス
日帰り温泉の利用でも、入浴後に客室で一休みすることができる「客室付き日帰りプラン」があるのが特徴です。(客室の清掃状況により利用できない場合もあるため、事前に問い合わせをしてからの利用をおすすめします。)
温泉からだけでなく、客室からも海を眺めることができるため、リラックスした時間を過ごすことができると評判です。
▼大竹林庵 みずの
源泉掛け流しのため、いつでも新鮮なお湯を楽しむことができます。貸し切り風呂の「竹林」「眺め湯」「天空」は予約が必要なため、事前に空き状況を確認してからの利用をおすすめします。
▼湯の宿 平鶴
海を間近に眺めながら、貸し切りで温泉を楽しむことができる露天風呂「潮彩」はまるで海に浮いているような絶景が楽しめます。源泉掛け流しの温泉を、貸し切りで絶景と共に楽しむことができるのが魅力です。
◇熱海で日帰り温泉が楽しめる「駅周辺」の温泉施設2選
▼月の栖 熱海聚楽ホテル
熱海駅から徒歩3分というアクセス良好な立地の温泉旅館の中にあります。13時~15時(状況によっては受け付けていない場合もあります。)限定にはなりますが大浴場の利用が可能です。温泉だけでなく、観光もランチも楽しみたい方に特におすすめです。
▼熱海温泉 湯宿一番地
https://www.yuyado-ichibanchi.jp/
熱海駅から徒歩3分という好立地にあります。貸し切り露天風呂で温泉を満喫できるプランや、温泉+お部屋でゆっくり寛げるプランが用意されています。
[4]日帰りで熱海を訪れる際におすすめの「観光スポット」と「ランチスポット」のご紹介
◇日帰り熱海旅行の際におすすめの観光スポット4選!
▼熱海七湯 大湯間歇泉
https://www.ataminews.gr.jp/spot/129/
熱海は坂道の所々から湯気が吹き出ていますが、その中でも歴史が古く有名な「熱海七湯」のうちのひとつが「大湯間歇泉」であり、市の文化財として保護されています。昔は自噴泉でしたが、現在は人工的に数分おきに噴出されており、噴出を目の前で見ることができます。
▼湯前神社
https://www.ataminews.gr.jp/spot/313/
熱海の守り神である「湯前神社」には、鳥居をくぐって右側に流水が流れている大岩があり、熱海温泉の本来の源泉とされる大湯だといわれています。4代将軍の家綱公がその湯を気に入り、熱海から江戸城に運ばせたという説があり、現在もその風習が「湯汲み道中」「献湯祭」という祭りを通して残ってるほど由緒あるお湯です。
▼熱海城
https://www.ataminews.gr.jp/spot/12/
錦ヶ浦山頂に立つ熱海城の天守閣展望台では、360度の大パノラマを楽しむことができます。春は桜の名所としても有名です。
▼起雲閣
https://www.ataminews.gr.jp/spot/114/
「起雲閣」は、大正8年に別荘として建設され、「熱海の三大別荘」として称された邸宅です。昭和22年に旅館となり、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治など、日本を代表する文豪に愛され、現在は文化財として一般公開されています。文豪が訪れた歴史ある建物の美しさや、市街地とは思えないほどの緑豊かな庭園を楽しむことができます。
◇日帰り熱海温泉旅行の際ににおすすめのランチスポット4選!
▼囲炉茶屋
熱海駅から徒歩2分ほどの場所に位置する刺身や干物を定食で食べられるお店です。店内はいつも混雑していますが、「漣(さざなみ)コース」と「汐(うしお)コース」のどちらかのコースを事前に予約すれば、すぐに席に案内してもらうことができます(4名から予約可能)。予約不要の定食も新鮮な魚を堪能できると評判です。
▼すしの磯丸 平和通り店
リーズナブルにおいしいお寿司を楽しめる「すしの磯丸 平和通り店」は、熱海駅から徒歩5分程の場所に位置し、週末には行列ができるほどの人気店です。漁港が近いため、寿司のネタは新鮮で絶品だと評判です。
▼こばやし
https://washoku-kobayashi.gorp.jp/
新鮮な生しらす丼や魚介丼を楽しめる食事処です。一日限定30食の「夢ちらし寿司」は、新鮮な海鮮がたっぷり乗ったちらし寿司を2,380円(お椀付税込)で食べることができるお得なメニューです。人気店のため、「夢ちらし寿司」を食べたい方は開店直後に入店することをおすすめします。
▼うまい鮨勘 熱海支店
市場で直接買い付けた魚で握ったお寿司を、カウンターでリーズナブルな価格で楽しめるお店です。
[5]日帰り熱海温泉旅行は、事前に下調べをきちんとして計画的に楽しもう!
熱海は東京から45分程で気軽に訪れることができる温泉地のため、日帰りでも計画的に行動すれば、温泉、観光、食事を十分楽しむことができます。「日頃の疲れを癒やすために、温泉に行きたい!」。そう思い立ったら、ぜひ、この記事を参考に熱海の温泉を日帰りで楽しんでみてくださいね。