子供を連れてスキーに行きたいけれど、子供の服装をどうしたらいいのかよく分からないとお悩みの方は多いのではないでしょうか。そこで、今回は子供が暖かく安全にスキーや雪遊びを楽しむために、おすすめの服装をご紹介します。
[1]子供がスキーをする時の服装とは? 選び方のポイントと共にご紹介
◇必ず必要なもの
▼専用ウエア
スキーや雪遊びに必ず必要なものといえば専用のウエアです。ダウンジャケットなどに比べて、保温性が高く、雪が染み込みにくいため、雪遊びをしている間にお尻が濡れてしまい体が冷えるのを防ぐことができ、安心してスキーや雪遊びを楽むことができます。
ウエアは他の物で代用することはせず、必ず専用のウエアを用意しましょう。また、ゲレンデで目立つよう、目立つ色合いのものを選ぶのもおすすめです。
▼ファーストレイヤー(インナー)
インナーはヒートテックなど、薄手で暖かく伸縮性のあるものを用意しましょう。また、春などはスキーをしている間に汗をかくこともあり、そのままにしておくと体が冷えて風邪をひいてしまう原因にもなるため、速乾性も備えたものを選ぶようおすすめします。
▼スノーグローブ、インナーグローブ
専用のスノーグローブだけでなく、インナーグローブもつけると指先の冷たさが緩和するのでおすすめです。スノーグローブやインナーグローブは、手首までしっかりカバーでき、防水機能がついているものを選びましょう。短めのものを選ぶと、隙間から雪が入ってきてしまい、体を冷やす原因にもなるため注意が必要です。
▼スノーブーツ
足元は滑り止めがしっかりしていて、防寒もできるスノーブーツを用意しましょう。車から宿までの移動時など、短時間の使用であれば長靴でも代用可能ですが、長靴には防水機能はあってもスノーブーツほどの防寒機能は期待できないため、長靴で雪遊びなどをしている間に足元が冷えてしまい、しもやけの原因になってしまうこともあります。
長時間雪の中で過ごす際には、暖かいスノーブーツは必須アイテムといえるでしょう。
▼ヘルメット
スキー場のゲレンデの雪は柔らかいと思われている方も多いかもしれませんが、気象条件によってはアスファルト並みの固さになるともいわれています。スキーは上手に滑れるようになるまでには、何度も転倒することがあるスポーツです。その際、頭を地面にぶつけてしまいケガをすることを避けるためにも、必ずヘルメットをかぶりましょう。
▼ゴーグル
スキー場では白い雪が反射板のような役割をして照り返しが強くなります。それにより紫外線を強く受けてしまうので、強烈な紫外線から目を守るためにも、必ずゴーグルを着用するようにしましょう。また、スキーをしている間に飛んでくる雪やほこりを防いだり、目の乾燥を防ぐという点でも、ゴーグルはとても重要で必須アイテムといえるでしょう。
▼厚手の靴下
スキー場では長時間雪の上で過ごすことになるため、足元の防寒は必須です。足先が冷えてかじかみ、思うように動かなくなってしまうことを避けるためにも、厚手の靴下を着用するようにすることが大切です。
◇寒いときのみ必要なもの
▼スパッツ、タイツ
冬のスキーではスキーウエアのみでは完全に防寒をすることができないため、ウエアの下にスパッツやタイツをはくことをおすすめします。
▼セカンドレイヤー(フリースなど)
寒い時期は、ファーストレイヤーの上にフリースなどのセカンドレイヤーを重ね着した上からスキーウエアを着ることをおすすめします。厚手のものだと動きにくくなってしまうため、薄手で保温性のあるものを選びましょう。また、体温調節がしやすいよう、脱ぎ気しやすいものを選ぶのもポイントです。
▼ネックウォーマー
ネックウォーマーは首から口元まで覆えるタイプを選ぶようにしましょう。首元が冷えると全身の冷えにつながるため、しっかり防寒できるデザインを選ぶことが大切です。
[2]子供用おすすめスキーウエア5選
◇ONYONE(オンヨネ)
カラフルなデザインが豊富なONYONEのスキーウエアは上下分かれたセパレートタイプ。トイレにも行きやすく、目立つデザインのため、迷子になりにくいのもうれしいポイントです。
◇EVOL(イボール)
こちらのウエアの特徴は袖丈を調整できることです。そのため、子供の成長に合わせて袖の長さを変えることができるため、長い間着ることができます。
◇PPONTAPES(ポンタペス)
ズボンの裾と、袖の長さを15センチ変えることができるため、成長に合わせて長く着ることができるウエアです。カラーも豊富なため、お気に入りの1枚が見つかるでしょう。
◇mous one
こちらはつなぎタイプのスキーウエアです。寝転がって遊んでもお腹の隙間から雪が入らないため、小さなお子様におすすめです。また、足首にはゴム製のインナーがついていて、足元からも雪が中に入らないようになっているのもうれしいポイントです。
◇Phenix
スキーウェアのトップブランド「Phenix」の子供用スキーウエアです。質の良さはもちろんのこと、世界のトッププレイヤーが、皆Phenixのウエアを着ていたことから人気に火がついたといわれているブランドです。子供用のウエアにも大人モデル同等の高性能素材が使用されているため安心して雪遊びやスキーを楽しむことができます。
また、見た目もカラフルでおしゃれなデザインだと評判です。
[3]子供用おすすめスノーブーツ4選
◇Amoji
内側は羊のように、もこもこのボア素材なのでしっかり防寒できるスノーブーツです。インソールもボア素材のため、足の裏まで温かいのもうれしいポイントです。
◇Putu
かわいいデザインが欲しい女の子におすすめの、カラフルな色合いとデザインが特徴のスノーブーツです。マジックテープで着脱するタイプなので、子供1人で簡単に脱ぎ履きすることができるのもうれしいポイント。内側は暖かいボア素材のため、しっかり防寒もできます。
◇Colombia
人気のアウトドアブランド、「Colombia(コロンビア)」から販売されている子供用スノーブーツは、抜群の防水機能が特徴です。防水性の高い素材を使用しているのはもちろんんこと、主要な部分にシームシール(生地の縫い目を防水するテープ状の溶剤)が施されているため、雪や雨をしっかりとブロックしてくれます。
足首部分にマジックテープがついているため、フィット感を調整できるのもうれしいポイントです。
◇THE NORTH FACE
世界的に有名なアウトドアブランド「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェース)」から販売されている子供用スノーブーツです。優れた保温性を維持する高機能合成繊維サーモライト(R)を保温材として使用し、足の裏には滑りにくい加工がされているため、雪山でも安全に楽しむことができます。
[4]子供用おすすめスノーグローブ3選
◇スノーグローブ2選
厚手でも着脱のしやすいサイドジッパーがついています。落下防止のグローブリーシュもついているため、紛失防止対策も万全の商品です。ふわふわの暖かいインナー付きのため、雪遊びをしても安心です。
外側にはウォータープルーフ加工がされており、内側には保温性に優れたシルケットベルベットが採用されているため、強力な保温性が期待できる商品です。人間工学に基づいた「3D立体設計」で作られており、子供の手にもピタッとフィットするため、手袋をしても手を動かしやすいのもうれしいポイント。
また手のひらには滑り止め加工がされているため、スキーのストックなどを安全に握ることができます。
◇インナーグローブ
こちらの商品は、優れた速乾性と高い透湿性を併せ持ち、人間工学に基づいて作られた形のため、慣れない雪遊びやスキーでもしっかりと指を動かすことができます。もちろん、つけたままでスマートフォンの操作も可能。
寒い季節のゲレンデでは、スキー用手袋の下にインナーグローブを着用しておくと温かさが増し、また、スキー用手袋を外して細かな作業をしたい時にも手が直接冷気に触れることを避けることができるため、インナーグローブは1つ持っておくととても便利な商品です。
[5]子供用おすすめインナー2選
◇ユニクロ ヒートテック
発熱、保温、ストレッチなど、機能性に優れた商品です。薄手でフィット感が抜群なため、体を思い切り動かす際も邪魔にならない点もうれしいポイントです。
◇BELL MAISON ホットコット
暖かく優しい肌触りのホットコットインナーは、発熱綿とオーガニックコットンをブレンドして作られているためとても暖かく、着心地良いと評判です。また、吸湿性のある綿がブレンドされているため、スキーや雪遊びで汗をかいても冷たく感じることがなく、快適に過ごす事ができます。
[6]子供用おすすめヘルメット&ゴーグル2選
◇SWANS
SWANSのスノーヘルメットの全ての商品が「CE 規格1077」という安全基準をクリアしており、視野(視界)、衝撃吸収性、対貫通性、保温性など厳しい試験をクリアしているため、安心して使用することができます。また、日本人の頭部の形に合わせて作られたシェル構造のヘルメットのため、子供の頭にしっかりフィットします。
ヘルメットの後頭部にあるサイズ調整ダイヤルと、付属の3種類の厚みの違うパッドによりサイズを調節することができるため、頭の形や大きさに合わせて使用することができるのもうれしいポイント。イヤーパッドは着脱可能なため、気温に合わせて選択することができます。
くもり止め加工がついたダブルレンズを採用しているため、暖かい室内から寒い屋外にでても曇らず安心です。眼鏡の使用と、ヘルメットに対応している点もうれしいポイントです。
◇GIRO
丈夫で軽量なヘルメットで、ゴーグルとのフィット感も抜群のため、子供が負担を感じることなく、快適にスキーや雪遊びを楽しむことができます。また、カラフルな色合いのものが多いため、ウエアやゴーグルとのカラーコーディネートを楽しめるのもうれしいポイント。子供の迷子防止のために派手な色合いのものを選ぶのもおすすめです。
滑り止め加工の平面レンズが子供の視界を守り、柔らかいダブルレイヤーフェイスフォームが子供の顔を快適に保ち、さまざまなアクシデントから子供を守ってくれます。同ブランドのスノーヘルメットとのフィット感が抜群で、また、カラーが豊富なため、たくさんある種類の中から自分のお気に入りを選ぶことができるのも、楽しみの1つです。
[7]気温に合わせて服装を調節して、安全におしゃれにスキーを楽しもう!
初めて子供と一緒にスキー場に行く際、子供の服装に悩んでしまう人は多いはず。スキー場は季節や遊び方によって気温が体感温度が異なるため、状況に合わせた服装を心がけ、快適な雪遊びを楽しんでくださいね。